築17年のマンションをリフォームして住んでいます。
比較的きれいな部屋だったのでリフォームの際にはリフォームする所としない所を明確に線引きしました。
やるとこはとことんやる。やらないとこは一切触れない。
これがテーマでした。
今回紹介するリビングドアは元々壊れていた訳ではありませんでしたが、
①毎日使用する
②家を訪れた人の目に必ず触れる
という点から交換しようということになりました。
部屋の中心にあり、家の顔ともいうべきリビングドアはインパクトのあるものをしようと提案していただき、
箕面にあるアンティークを専門店「MIDI」で出会った一点物の古材のドアを入れました。
元々イギリスで使われていたもので、100年以上前の物です。
昔は外部ドアに使われていたのか片面だけ何度もペンキで上塗りが施されいます。
購入の際には、実際にお店で直接触れて家の雰囲気に合うのか確認しました。
見た目はボロいですが、木材はまだまだしっかりしており細部から大切に使われていた事が伝わってきて気に入りました。
設置にあたっては、取っ手や蝶番(ドアを支える部分)などの金属部分を交換することにしました。
写真は古い取っ手を取り外した状態です。
高さはサイズが偶然ぴったりだったのですが、幅が少し広かったので全体のバランスを壊さないようドアの両端を同じだけ削り(写真の左端に白く見えている部分)、この後、元に近い色に塗装し直していただきました。
今回、勉強になったのは古材を使う時、良い所は残しつつ現代の生活にマッチさせる工夫が必要だということです。
あと実際に物を見て決断することが大切だなと思いました。
実はまだ取っ手の取り付けがまだなのでその記事はまた別の機会に書きたいと思います。