アンティークドアを5つ並べたクロゼット

のりすけさんの玄関にあるクロゼットについてのレポートです。

高さも幅も違う扉が、ずらっと並ぶ玄関。飾りに見えますが、全ての扉が開き、それぞれに役割があります。

玄関扉を開けると、目の前に並ぶ扉。

把手がなく、一面に並んでいるため壁面の飾りのようにも見えますが、どの扉も開くことができます。

展開図

5枚の扉のうち、左側4枚はアンティーク扉。
幅はもちろん、高さもバラバラです。一番右側の扉だけは、新しく造作した扉。壁一面に5枚の扉が収まるように、サイズぴったりに作られています。

アンティーク扉を並べるアイディアは、とあるリノベーション住宅で見かけたもの。
「そこでは扉の高さを揃えていたんですが、我が家は高さもバラバラにしてちょっとアレンジしました（笑）」と、のりすけさん。

一番左はPCスペースの扉、一番右は寝室につながる扉。中央の3枚がクロゼットの扉です。

クロゼットは玄関とその反対側にある寝室、どちらからも利用することができます。扉の向こうに見えているのが寝室です。

扉には把手がなく、開閉はプッシュラッチ式。

寝室側から見たクロゼット。玄関側から見たときは白い扉ですが、裏側はブラウンです。
クロゼット内には扉を取り付けるための柱（左側）、とプッシュラッチ式金具を取り付けるための柱（右側）が立っています。

クロゼット内は仕切りがなくオープンのため、スーツケースや収納ケースなどをサイズを気にすること無く収納することができます。

クロゼットの天板の上にはガラスをはめ込んで、明かり取りに。

奥行きがあり、2本のハンガーパイプを通しています。

寝室側には扉は設置せずに、カーテンで仕切る予定です。
扉を設置するスペース、扉を開けるスペースが必要ないこと、扉を設置するよりもコストが安いことなどがメリット。

見た目の面白さだけでなく、機能性にもよく配慮されたクロゼットです。