帰ったらすぐ手洗い、うがい。洗面台のある廊下

かっちんさんの廊下のレポートです。

リノベーションで廊下は、床を無垢フローリング、天井をラワン合板の目透し張りに。そして、リビングに入る手前には洗面台を設置。空間を効率的に使い、生活動線にもすぐれた廊下を実現しています。

リノベーション後の廊下（玄関からリビングに向かって）

廊下のBefore図面

廊下のAfter図面

玄関位置を元店舗の部分に移動したことで、廊下の位置が左へずれています。その分、浴室やウォークインクロゼットを広く確保することができました。
L字のようになっていた廊下は、リビングに向かって真っ直ぐ伸びる廊下に。加えてリビングの手前に洗面台を設置しているのが大きな特徴です。

リノベーション前の廊下（店舗部分から、居住空間を見る）

ちょうどこの扉の位置に廊下が来ます。

施工途中の様子（上記写真とほぼ同じ位置から撮影）

正面がLDK。右が造作途中の洗面台です。

リノベーション後の廊下（リビング側から）

玄関にある大きな窓からの光が廊下の奥にまで届いています。

廊下幅は900mmでリノベーション前から変更はありませんが、洗面台と階段下収納（写真右側）の設置、壁と扉の色を白で統一したことにより、空間が広く感じられます。

また天井はラワン合板（目透し張り）、床は無垢フローリング（興亜通商のバリューオーク・FVOKAR-127O）。洗面台にはリアルな木目調のメラミン化粧板を使用。木のぬくもりを感じられます。

廊下は面積を取る割に、機能としては単に通り道であることが普通。しかしかっちんさんは、廊下に洗面台を設けることで、廊下に通り道以外の機能を持たせ、空間を有効に利用。また帰宅後、リビングに入る前に手を洗え、うがいもできる理にかなった動線も実現しています。