H&Iさんの寝室のレポートです。
バチカンブルーの壁がポイントの寝室。壁は全てH&Iさん夫婦がポーターズペイントを使ってDIYしています。
苦労はあったようですが、色調に反して温もりを感じさせる空間に仕上がっています。
H&Iさん夫婦がポーターズペイントを使ってDIYした壁と、コンクリート打ち放しの天井、ナラ材の無垢フロ―リング…素材感のあるアイテムが揃っています。
Before図面(洋室)
元は収納付き。窓も2ヶ所にありました。
After図面(洋室)
洋室の一部をシューズクロゼットとウォークインクロゼットに変更。ウォークインクロゼットを広くとったため、洋室内には収納を設けていません。「収納は1ヶ所にまとめて、居住空間を広くとりたかった」とH&Iさん。
当初はシューズクロゼットを点線の位置まで広げる計画だったそうです。ただそうすると、洋室に入ったときに圧迫感を感じてしまうのではないかと、現在の形に変更しています。
また、同じマンションに住んでいる人から「北側の部屋が結露して困っている」という話を聞いたH&Iさん。対策として、外気に触れている壁(図面左側、窓の周辺)にウッドワンの「あったかべ」を施工しています。
あったかべ(断熱パネル)は、一般的な断熱材の約2.5倍の断熱性能がありながら、総厚みはわずかに24.5mm。スペースを大きく減らすことなく、断熱効果を得ることができる商品です。
壁は全てH&Iさん夫婦が自分たちで塗装。ポーターズペイントという塗料を使っています。刷毛を使用するこの塗料は、表面に刷毛跡が残り立体感のある仕上がりが特徴です。
ベースはややピンクがかったグレーですが、壁の一面をアクセントとしてブルーに。
扉はセミオーダー。無垢のパイン材を真っ白に塗装。
扉にはアイアンの取手を取り付けています。
小窓が2つ。寝室の外の気配が伝わります。
H&Iさんがアクセントカラーとして使用した濃い青(バチカンブルー)は、いわゆる後退色。その他の色と対比させると、遠くにあるように見え、空間を広く見せる効果があります。その一方で、青は寒い印象を抱かせるという特徴も。
ただ、この寝室が寒々しい感じがしないのは、H&Iさんが自ら塗装した刷毛むらのある壁に、温もりを感じるからかもしれません。
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
»地図を見る - 電話:
- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...