nipperさんのリビングにあるフルオープン可能な窓についてのレポートです。
自邸のリノベーションをセルフプロデュースしたnipperさん。自宅の前面に縦横約2.5m、フルオープン可能なアイアンサッシを設計・オーダーし、設置しています。
nipperさんのリビングにあるアイアンサッシ。玄関の隣にあり、4×4のガラスがはめ込まれています。縦横約2.5mの大きさで開放感があります。
これは、nipperさん自身がデザイン・設計したサッシ。地元の金物屋さんにオーダーし、製作してもらったものだそうです。
これはnipperさんがイラストレーター(グラフィックデザインソフト)で作成した自邸の外観完成イメージ図。
フルオープンサッシのイメージも盛り込まれています。
具体的な寸法は手描きの図面で。扉を開閉するためのクリアランスやパーツ設置に必要な寸法など、細かく計算されています。
このサッシは2枚折戸×2。中央から左右に分かれるデザイン。(これもnipperさんの手描きです。)
サッシの下にある球体、実はこれが鍵となっています。
引き出してみると、球体に棒がついたピンのような形。
これをサッシについているタブの穴と、床に空いている穴に差し込むことで、しっかりと鍵がかかる仕組みになっています。
サッシを開けるときは、このピンを引き抜くだけ。
このように左右に扉を開放することができます。
サッシを開けていなくても十分に光を室内に取り入れることができ、開放感もありますが、サッシを開けると外と繋がる感覚。リビングがモルタル仕上げで土間のようなことも、一体感を強くしています。