表面をトーチで炭化させた巣枠は↓の写真のような状態になる。
二ホンミツバチに入居してもらうのに見た目はあまり関係ないのだが、なかなか味のある見た目に仕上がってきた。
次の工程は、巣箱作り①で中央部分にあけた穴に針金を通し、巣枠の内側に十字に配置する。
これは巣箱の中に作った二ホンミツバチの巣が落下するのを防止するためのものである。
今回使用した針金は、Φ2.6mmのもの。
針金が歪んでいるのは、円状の針金を直線状に伸ばして使用しているから。
ただし、特に真っ直ぐである必要はない。
巣箱は、最下段が巣門枠(二ホンミツバチが出入りする出入口を設けた枠)で、
その上に数段(巣が大きくなるに連れて段数を増やしていく)の巣枠を重ね、
最上部には蓋を取り付ける。
蓋にも巣枠と同じ30mm厚の杉板を使用し、蓋の裏側には、これも外敵の侵入防止のために2mm程度の網目の金網を設置する。
この蓋は、採蜜時に取り外す必要があるので、木ネジやガムテープ等取り外し可能な方法で巣枠に取り付け、
釘で固定するなど取り外しが困難になるような取り付け方はしないようにする。
また、蓋と巣枠の間には、採蜜時にミツバチを殺してしまわないようにするため、スノコを設置する。
スノコを設置することで、蓋に直接巣が付くことがなくなり、蓋の開け閉めが簡単にできるようになる。