子どもが小さいうちに買い与える玩具や服は大人の自己満足とはよく聞く言葉だが、今回のままごとキッチンはまさにそれ。
ネットで見たカラーボックスを利用したままごとキッチンが忘れられず、そうだ、二歳の娘の誕生日に(を口実に夫に作ってもらったら)どうだろう!と思いついたらもう止まらない。
ネットから図面を拾って出力しては見せつけ、こんなふうにしたらどうだろうと細部のギミックを相談し、そんな日々の猛烈なアピールに根負けした夫が作ってくれたのがこのキッチン。
無垢材にこだわる夫は玩具といえどもカラーボックスが気に入らなかったようで、使用したのはホームセンターで買ってきた厚さ2センチの杉の無垢板。
これを土台に、細かいパーツは100均で揃えた。最近の100均は本当に優秀だわ…。
ネットで見ていると、電子レンジや冷蔵庫、扉付きの凝った造りのものもたくさんあったんだけど、ここは敢えてシンプルに(したくても技術が追いつかない)!
そうして出来上がったキッチンは、シンプルながらも温かみがあってなかなかお気に入り。何より、娘が「これは私のキッチン!」ととても気に入って毎日のように使ってくれているのが嬉しい。
正面から。
ネットの設計図より厚みのある板に変更したため、細部に隙間や歪みができてしまったのはご愛嬌。
角の面取りも甘いけど、コンロのつまみに見立てた取っ手も高さが不揃いだけど、それもこれもご愛嬌。
子どもは気にしない!
こだわった点その一。
背面の板が一部後ろに倒れて、オープンキッチン風に!
上から見たらこんな感じ。
鶏小屋にも使ったストッパーで、板の開閉を行う仕組み。
この板をテーブルに見立てて、お店屋さんごっこ(移動カフェをイメージ)をしてもらうつもり。
ちなみに…台の支えは今のところこんなふうに椅子を使ってます。
本当は折り畳み式のストッパーをつけようかとか色々考えていたんだけれども、とりあえず間に合わせで。
その間に合わせのまま早や半年以上…。
流しに見立てたボール、くるくると回転する蛇口にレバー。
ここが唯一私が手がけたところです。
レバーが百円均一で買ってきた、引き出し用のツマミを代用。これがまたレトロで可愛い!