和室の雪見障子、これもリビングの古建具と同じく井川建具店で購入したものだ。
古建具…とはいうものの状態は非常に良く、一緒に行った施工業者さんも「これは掘り出し物ですよ!」と太鼓判を押してくれた。
特に気に入っているのが、最下部が網代になっているところだ。
これと同じものを一から作ろうとすると、非常に高額になるとのこと。
「鴨居の高い家」を望んでいた主人。そうするにはこの雪見障子にも高さを調整するために何らかの手を施さないといけないが…それではこの繊細な網代 細工が台無しになってしまう。
というわけで、この障子部分だけはそのままの高さでいくことにした。
我が家を訪れる人で、建具等に関心のある人は必ずと言っていいほど「いい建具だね」と褒めてくれる。我が家の自慢の一つだ。
土間側から和室を臨む。
反対側から。閉め切るとこんな感じ。
古建具屋の倉庫で見つけたとき。
襖は破れたりしているが、綺麗な状態だ。
この網代(あじろ)細工に、夫婦揃って一目惚れ。