娘の誕生日に贈った自作のままごとキッチンも、使い始めてもうすぐ1年が経つ。
ままごとキッチンは遊びに来た小さいお友達にも好評で、競うように遊びたがる。ケンカになりそうな時には、背面の板を倒してやってオープンキッチンスタイルにすれば、お店屋さんごっこに早変わり。倒した背板をテーブルに見立てて、そこに配膳したり、開いた窓から顔を出したり…なかなかの活躍っぷりだ。
たくさん遊んだおかげで、この1年でキッチンも随分くたびれた。
上の娘はまだ大人しく使ってくれるのでそうでもないが、下の息子はなにせ怪獣真っ盛りの1歳児。物は投げるわ、ぶつけるわ、叩くわ、齧るわで、キッチンもボロボロ。
そして最近一番困っているのは、娘の大事にしている玩具を横取りしてしまうこと。
おかげで娘は、自分の好きな玩具をこっそりと色んな場所に隠すようになってきたのだが、たまにその玩具の中に親である私の物も紛れ込んでしまっている。
車のキーをしまい込んでしまわれたときは、本当に焦ったものだ。
最近のキッチンの惨状を見た夫が一言、「新しいキッチンを作ろうか?」さて、どうなることやら…。
一年経ったキッチンがこちら。一見さほど変化はないように見えるが…
フライパンなどを引っ掛ける金具。
無理やり引っ張ったりするので、ひしゃげてしまっている。
天板の節に、プラスチックの箸を差し込んで折ってしまったり(取れない!)
息子が齧った跡。
こちらも同じくボロボロ。
杉はとても柔らかくちょっとしたことで凹んだりするので、ある程度跡がついたりするのは覚悟していたが、まさか食べられるとは!
「回すと音がなるツマミ」の加工・修理のために敢えて固定せずにいた固定せずにいた幕板も、今では毎日のように外されるように。
そしてその肝心のツマミも、気がつけば外されてしまっている。
ボルトなど細かい部品もあるので危険だ。
もちろんままごとの具材も被害に遭っています。
おまけ。シンクに見立てたボウルを外したところ。
ドリルで開けた穴を繋げて円状に木材を切り落とし、断面をヤスリで粗く削っただけなので、見た目は非常に悪い。
ボウルを嵌めていればわからないからいいか〜と気楽に考えていたのだが、
このボウルを取り外して遊ぶことが多いので、この不細工な状態がしょっちゅう人目に晒されることに…。