土間のたたき施工が終わり、養生を外すと見事なたたきが現れた。最初は黒っぽい色(濃いグレー)を希望していたのだが、この方が土っぽくていいかもしれない。
土間は土を固めているだけなので、これからこの上を歩いたり掃いたりして年月を経ると、表面が削れてきたり、ひび割れてきたり、頻繁に歩くところだけ凹んできたりと、色々変化が見られると思うが、自然素材であるが故のいい「アジ」が出てきてくれればいいなと思う。ちなみに、この写真ではわからないと思うが、たたきの材料の土の中には小さな石も入っており、たたき仕上げの表面が削られてくると、そういった小石なども見えてきて、いい風合いになるそうだ。
我が家は、土間に薪ストーブを置くので、熱や灰、火の粉などをガンガンに浴びるだろうし、また、土間は南北の通り抜けルートとしても活躍するだろうし、野良仕事等の作業スペースとしても使う予定なので、土間にとっては過酷な環境になると思われるが、それらの過酷な環境に耐えられるのが三和土仕上げだと思ってこの土間を選択したので、期待に答えてもらいたい。
あとは、この1間の幅や床マイナス300mmという高さの設定が良かったかどうか。これも使ってみてのお楽しみだ。
南から通り土間を見る。
北から通り土間を見る。
数日間乾燥させてから、薪ストーブが設置されれば、我が家の通り土間は完成。
- 施工・購入:
- 株式会社八清