インダストリアルな天井の廊下

mamiさんの廊下についてのレポートです。

コンクリート打ちっ放しの天井に真っ直ぐ伸びる排気ダクトとライティングレールが印象的。美しさと機能の両面にこだわった廊下です。

壁面と扉は真っ白、床は無垢フローリング（オーク材）。ナチュラルな雰囲気と対照的なのが、天井。

天井はコンクリート打ちっ放し。キッチンと浴室からの排気ダクトとライティングレールが真っ直ぐに走っています。鈍いシルバーカラーがインダストリアルな雰囲気です。

コンクリートをむき出しにしたことにより、天井高が高くなり開放的に。

元は、mamiさんは天井を撤去するかどうか悩んでいたそう。「天井を撤去せずにクロス張替えなどをするほうが費用が安く済むのではと。天井を壊す費用も必要ですし、コンクリート面が綺麗な状態でなかったら、補修しないといけませんし…」（mamiさん）

ただ一部天井を撤去してみたところ、コンクリートの状態がよく、思ったよりも費用がかからないことがわかったため打ちっ放しの天井が実現したのだそうです。

「扉の位置にもこだわりました」とmamiさん。

各部屋の位置や形により、付ける場所が決まる扉。しかし、mamiさんは廊下から見たときの印象も大切に。「元は微妙に位置がずれていたんですよ。でも実際の生活をイメージすると、揃っていた方が綺麗だし、移動もしやすいかなと思って」とmamiさん。

図のように、廊下を挟んで両脇にある扉の位置を、ぴったり合わせています。

扉の位置が左右対象となり、色も白で統一。壁面、床面をスッキリさせることで、よりインダストリアルな雰囲気を持つ天井が際立っています。