和室の畳スペースの周りに縁側のようなフローリングのスペースを設けたTKSさん。
玄関や洗面室から和室へアクセスする通路として以外にも、室内干しをする場所として活用しているそうです。
「当初は、窓に和室の雰囲気に合うブラインドを付けるつもりでした。ただ、ヘッドボックス(ブラインドの上部にある機構部)が結構ゴツくて、窓に取り付けると圧迫感が出るのではないかという話になって。なので、元々は透明ガラスだったプラマードU(室内窓)に、シートを張って、すりガラス風にすることにしました」とTKSさん。
光は取り入れつつ、外の様子は全く気になりません。
「窓を開けたいときに、一度ブラインドやカーテンを開けてから…というのが少し面倒だなと思っていたので、すぐに窓を開け閉めできるし、外も見えなくなりましたし、これはやってよかったですね」(TKSさん)
「和室は寝るための場所」と考えているTKSさんですが、それ以外の目的で使っているスペースがあります。
利用しているのは玄関と畳スペースの間にある場所。
リフォームプランを考える時点から、和室のこの場所を室内干しスペースとして使おうと考えていたそうです。
照明を挟んで両側にエアフープのベースが取付けられています。
このスペースは玄関から直接和室へアクセスする際にしか通らないので、洗濯物を干していても邪魔になりにくい場所です。
障子を閉めておけば、帰宅時に洗濯物が目に入ることもありません。
畳スペース側から見ても、FIX障子パネルが設置されているため直接は見えないのもポイントの1つ。
洗濯機置場がある洗面室からも近いため、洗濯が終わったものを素早く干すことができます。
「乾燥機に掛けても大丈夫なもの、シワが気にならないものは乾燥機で、ワイシャツや熱に弱いものはここで室内干し、といった具合に洗濯乾燥機と使い分けています。以前の住まいでも室内干しをしていましたが、窓を開けていました。ここでは、24時間換気を回しているだけで、窓は開けていませんが特に以前と変わりなく乾いていますね。室内の壁面はほとんど珪藻土を使っているので、そのおかげもあるのかもしれません。じめじめした感じや嫌な匂いも特にないので…」とTKSさん。
TKSさんが使ったのはフジワラ化学のエアフィール。消臭性、調湿性にすぐれた仕上塗材です。
「天候や時間帯も関係なく洗濯物が干せるのはとても便利です。障子を閉めれば人に見られる心配もないので、エアフープは取り外さずにつけっぱなしにしています」とTKSさん。
いつでも洗濯物が干せて、来客予定も気にしなくていい。魅力的な室内干しスペースです。
- 施工・購入:
- 遊 → イエナカプロのページ
- 分野:
- リノベーション リフォーム
- 住所:
- 神戸市東灘区森北町1-7-1
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- 078-412-6161
- URL:
- http://www.planning-you.com/