【小さなおうちの物語② -食器のおはなし-】
ふだんの日常生活の中で、お気に入りの食器に囲まれて過ごすというのは一見簡単そうで、実はけっこう贅沢なことのような気がします。
まず、普段使いの食器にどこまでお金をかけられるかという問題があります。
来客用として、ブランド物コーヒーカップやケーキ皿を揃えることはあっても、毎日食事に使う食器を、しかも家族の分だけ揃えるのはなかなか難しいもの。
そんな我が家が普段使い用の食器として愛用しているのが長崎の陶器メーカー、白山陶器の食器です。
白山陶器の食器を気に入っている一番の理由は使用者が毎日使えるような機能性と飽きのこないデザイン性を兼ね備えているところ。
たとえばお気に入りのこの黒色の天目柄の取り皿。
直径21cmで普段の取り皿にちょうどいいサイズ。
縁に高さがあるので、チャーハンやパスタ皿用としても十分使えます。
黒色のお皿というのはなかなかないですが、
うまく使うと料理が驚くほどきれいに映えます。
例えば、このようにちょっとした
オードブルの盛り合わせにも使えます。
量産品ですが、図柄が6種類あるのと、ふちのゆるやかに波打つデザインがひとつひとつ違うので、
大人数のホームパーティーでさりげなくひとりひとり違うパターンの取り皿でサーブすることも可能です。
さまざまなかたちのパーティー用の大皿も充実しているので重宝します。
写真は角型のシンプルな白磁大皿(33X23cm)で供した秋刀魚の伴焼きと焼松茸。
もうひとつのお気に入りが平茶碗シリーズ。
色、柄の種類は100種類以上!
茶わんとしてはもちろん、ナッツを入れたり、
ディップを盛ったり、使い方は多種多様です。
楽しくなるようなデザインや色がたくさんあるこのシリーズ
気が付けば、こんなに集めてしまいました。
平茶碗は東京と大阪にある直営店の価格でひとつ2,600円。
決して安くはないですが、手が出ないほど高いお値段でもありません。
大皿を含めそれ以外の食器もだいたい5,000円までで買えます。
そして幼児用の食器。離乳食から本格的な食事まで対応できるような
ラインナップが揃っていて、我が家でも大変お世話になってます。
それぞれ単品で購入してセットにすることもできるので、好きな組み合わせで
揃えられるのも魅力。お子様の誕生祝のプレゼント用にも大変好評です。
最後に少々値は張りますが、奮発して購入した
たまごの殻をモチーフにした花器。
大変気に入っています。
食事のみならず、生活そのものを彩る器は、
日々の営みを豊かにする大切なアイテムですね。