【小さなおうちの物語⑤ -ダイニングテーブルのおはなし-】
リノベーションした我が家に引っ越してくるとき、いちばんこだわりたくて、しかもいちばん最後まで探すのに苦労したものがダイニングテーブルでした。
まず、希望する条件を満たすダイニングテーブルが極端に少なかったこと。
お互い海外生活を経験していて、比較的身長が高めの夫婦なので、テーブルの高さは最低でも750-800㎜は絶対必要と考えていました。加えて、ホームパーティが多いので、最大8人は座れるくらいの広さを想定して、1800㎜以上の長さというのがテーブル探しの条件でした。
ただこの基準でテーブルをみると、日本製のものはどれも高さが低くて、ほとんどためでした。あったとしても妙にデザイン的すぎるものや高価すぎるもの(いちおう10万以内というのが予算だったので。)ばかりで、希望条件を満たす、どっしりとしたふつうの木製のダイニングテーブルはなかなか見つけることができませんでした。
なかば諦めていたとき、東京の目黒を歩いてる時にたまたま通りがかった
家具屋さんで見つけたのがこのテーブル。
商品ディスプレイ用に展示されていた最後のひとつだったのですが、
いちばん求めていたものに近かったのでお店の方に頼んで販売してもらいました。
テーブルのサイズは800mm X 1800mm X 750mm (幅 X 横 X 高さ)です。
素材はインドネシアのパイン材で、アメリカのメーカーがデザインしたものとのこと。
ダイニングの顔になるようなテーブルが欲しかったので、
ごつごつしてどっしりした風合いで、
木製のシンプルなデザインがとても気に入りました。
個人的にはシンプルで存在感のある
脚の部分のデザインが気に入ってます。
唯一不満な点は、テーブルの幅がもう少し欲しかったこと。
実は最低でも900㎜、理想的には1000㎜は欲しかったです。
理由は、ホームパーティーなどで写真のようにテーブルコーディネート
した場合、900㎜幅だとやはり真ん中部分が手狭になるためです。
個人用のプレート以外に真ん中に大皿や鍋を置いたり、
テーブルセンターを敷いたりキャンドルやちょっとした花を
センターにコーディネートしようと思うと、もう少し余裕が欲しいところです。
最後に余談ですが、リフォームをお願いした工務店さんの大工さんが、
このテーブルを見てとても気に入り、自らご自宅用に自作されたそうです(笑)