【小さなおうちの物語⑥ -椅子のおはなし-】
最大8人が座れる大型のダイニングテーブルを買った時、椅子は気に入ったものをばらばらに揃えていきたい、と考えていました。
ところが実際座り心地が良く、それでいてデザインが良い椅子というのはけっこう、というかかなり値が張るので、これは椅子を揃えるまでには相当時間がかかるなあと半ば諦めて時、たまたま知人から喫茶店を閉める人がいて、お店の備品を買い取ってくれる人を探していると聞き、幸運にもその方からアンティークのイスを格安で譲って頂きました。
期せずして椅子を購入するコストが大幅にカットできたので、その分の費用で食卓用のベンチをひとつ買おうということになり購入したのが今回ご紹介する、長崎のメーカーAJIMさんのダイニングベンチです。
もともと、長崎で船舶用家具を製作していたメーカーさんが
立ち上げたブランドで、船舶使用にも耐えうる丈夫な作りと、
木材の美しい加工技術が特徴の家具メーカーさんです。
そのなかでちょうど我が家にしっくりくるダイニングベンチを見つけたので、
大阪にあるショップで現物を確認したのち、オーダーメードで作って頂きました。
お値段は4万円弱くらいだったと思います。
このダイニングベンチの魅力的なところは、張地をさまざまなパターン、色、材質から
好みに合わせてチョイスできるところ。(そのため受注生産になるようです。)
布地の他にカラーのレザーなども可能です。(子供の使用を想定していた我が家では当然見送りましたが。。)
もちろん張地の張り替えも可能です。
次にご紹介するのは子供用のイス。
なかなか我が家に合うデザインのイスがないなあと思っているうちに、
子供がどんどん大きくなってしまい、大慌てでいろいろ探した結果購入したのが
Leanderの子供用チェア。
デンマークのデザイナーズチェアで価格は写真のもので5万円ほど。(実は我が家でいちばん高価な椅子です。。)
なかなか値の張る買い物で、買うまでに結構悩みましたが、弓なりにしなるフォルムの美しさと、
ダークブラウンの色調が我が家のリビングコーディネートにしっくりきたことが決め手になって
思い切って購入しました。
今は子供の食べこぼしで毎回無残に汚されています(笑)が、子供が成長した後は高さを変えて
大人用の椅子としても使えますので、長く使えるデザイナーズチェアとして使っていきたいと思います。