元々は洋室だった部屋を和室にリフォーム。
間仕切りをなくし、他の部屋と繋がる開放的な空間に。
リビングとしての役割を持たせながら、オーディオルームとしても使えるスペースにするため、いくつかの工夫がなされています。
以前は洋室でした。
それを和室にリフォーム。リフォーム前には独立した部屋でしたが、扉と壁を撤去。1階は和室、玄関、ダイニング・キッチン、すべてが区切られることなく繋がっています。
畳は、床に直接腰を下ろしたり、ごろんと横になったり、くつろぎの空間にぴったり。ダイニングキッチンは食事をするだけのところと考え、ゆったり過ごすのはこの和室で。
間仕切りがないため、開放感のある部屋になっています。
畳の周りには板張りのスペースを配置。これは、オーディオルームとして使うためのポイントです。
オーディオルームに必要なものの一つは、スピーカー。スピーカーを畳の上に置くとやや不安定になってしまいます。そのためスピーカーを置く部分を板張りに。
5.1chのホームシアターも想定しているので、リア(後方)スピーカーのことも考えて、4方が板張りになっています。
またテレビボードの代わりにカウンターを壁面に配置しました。左側三角形に出っ張っている部分にTVを設置する予定。
写真では確認しづらいですが、配線用に、方立や天板に穴を開けています。
また壁面いっぱいにカウンターを設けることで、書斎としても使えるように。
専用のオーディオルームとなると、壁や窓の防音などいろいろと設備が必要になり、他の用途には使いにくいスペースになってしまいます。
しかし畳の周りだけに板の間を作り、配線用に穴を開けておくだけでも、オーディオルームとしては十分。もちろんリビングや書斎としても機能します。
肩肘張らない和の空間の中で、ゆっくりくつろぎながら、音楽や映画を楽しめる、和室のオーディオ・ルーム兼リビングの完成です。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
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- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...