イエナカキャンプができるカバザクラ床材のリビング

隣接するウッドデッキにテントを張り、寝袋を並べて15名が泊まったふくいりささんのリビングです。

二間続きの和室をひとつにしたリビングの壁は漆喰塗。床材は、いろいろ見たなかでカバザクラの無垢を選択。

カジュアルになりすぎないように、安価な節入りの床材と高価なピンクの床材を5対5でミックスしています。

広いリビングの中央に置かれているのは、TRUCK FURNITUREのFKソファ3シーター。

くたっとしたコーデュロイ張りでフェザークッションのソファは、座り心地満点。

天井は、和をイメージさせるシナ合板（W900×Ｌ1800）に塗装したものを使用。

リビング短手方向に合板長手方向を配置した絶妙なバランスで、目地も効果的に仕上がっています。

「もとの家の和風な雰囲気を少し残したかった」というふくいりささんの希望通り、壁の木材や出窓も残しました。

ある日、アウトドア好きの友人の提案で、ウッドデッキにテントを張り、リビングに寝袋を並べて寝たそうです。

子どもを含めた総勢15人。「布団がなかったから」が発端でしたが、自由にキッチンを使って料理を始めるなど、とても楽しかったとのこと。

「気を遣わずに、ご自由にどうぞ」という優しい雰囲気のある、ふくいりささんのリビング。

カバザクラ床材の和テイストが残る広いリビングは、大人も子どもも気持ちよく遊べる空間になりました。