ミーレの全自動洗濯乾燥機を使いはじめて約4年になります。
今回はじめて、有償でメンテナンス修理に来てもらいました。その時の様子とミーレのサービスの人に聞いた「日本製とドイツ製の洗濯機の違い」についてです。
購入後、最初の2年間は、保証期間なので無償でメンテナンスに来てもらえます。(以前洗濯機のドアに亀裂が入った時は無償で出張、修理していただきました。)
今回は、ゴムパッキンの破れを見て欲しくて、有償でメンテナンスに来ていただきました。
作業の時は床を汚さないように、バッグのフタを広げて、その上に道具を置くそうです。フタは、ウエットスーツの素材でできていました。
サービスがおしゃれでかっこよいです。
今回見て欲しかったドア部分にある水漏れ防止のゴムパッキンの小さな『破れ』。
今のところ水漏れはありません。
見てもらったところ、今のところ交換は不要。でも水が漏れてくるようになれば、交換になるとのことでした。
ミーレの部品代は高いので、大丈夫で良かったです。(ゴムパッキンだけで2万円します!)
この『破れ』の原因は、靴下がドアに挟まった状態で、脱水に入り、他の洗濯物と絡まってしまったこと。
今後、気をつけたいと思います。。
その他、洗濯機に問題がないかもチェック。
基盤があるところに接続コードを吸着させて、光ファイバーでパソコンと接続し、今までの故障のデータ(エラーの履歴)や水の設定温度、その回数などを確認します。
なんだか聴診器をあてて、体の調子を診てるみたいです。
診断の結果、とくに問題はありませでした。
脱水時のトラブルについても質問しました。
よく、トレーナーなどの重みのある服を洗濯した時に、脱水が終わっても、グショグショのまま。。ということがあります。これはドラムの中で洗濯物が1箇所に固まってしまい、バランスが悪く、ドラムが高速で回転できずに起きる現象だそうです。
とくに吸水率が高いスウェット素材を一枚で洗う時や、コットンと合成繊維を一緒に洗う時(この組み合わせは絡まりやすい)には注意が必要で、一緒に2つか3つ以上の洗濯物を入れてバランスをとる必要があるとのことでした。
あと、サービスの方にミーレの洗濯乾燥機の機能について詳しく説明してもらいました。
そこで感じたのは、日本製とドイツ製の洗濯機の違いです。
ドイツは、河川の数が少ないので『水を汚さない』という環境意識が高く、『洗剤の量は少なく、汚れは水温で落とす』というのが基本になっています。使用する洗剤の量は、日本の洗濯機の2分の1から3分の1です。(しかし洗剤の種類はたくさんあり、白物洗剤の他、ウール用、スポーツウェア用、アウトドア用、ダウン用など6種類くらいをドイツ人は使いわけているそうです。)
水温はミーレの場合、40度から60度で洗う洗濯コースが多く、枕モード(抗菌)ではなんと95度!ミーレを使いはじめた頃、コットンのワイシャツを水温60度の設定で洗ったところ、これまで落ちなかった汚れの首輪がきれいになり、水温で落とすんだなぁと感動しました。
あと日本で主流の「縦型」に比べ「ドラム式」は、かくはん洗いではなく、叩き洗いのため、水の使用量も半分近くで済むそうです。
今回、メンテナンスの方に詳しく話を伺えて、国の違いにも色々と気づくことができました。
ドイツ製の洗濯乾燥機を使いこなせるよう、これからも勉強したいと思います。
アイテムを使い始めた日 2012年 9月
- ブランド:
- ミーレ
- 品名:
- WT2780WPM
- 寸法:
- 幅595mm × 奥行580mm × 高さ820mm
- 施工・購入:
- ガイア株式会社
- 関連サイト:
- http://www.miele-store.jp/home/miele-jp
- 社長インタビュー:
- http://modernliving.jp/shimodas_eye/node_5154
- スチームケア:
- http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/636037.html