IKEAの製品を施主支給して洗面台を造作

狭小空間の洗面室を、機能的で、スッキリ広く見せることが、リフォームのテーマでした。

そこで、洗面台は構造用合板を使って、造作。値段が張りましたが、『コンパクトにビルトインできる』ミーレの洗濯機を入れ、洗濯機の上のスペースも作業台として使えるようにしました。

洗面ボウルとミラー収納はIKEAで購入したものを施主支給しコストダウン。深さのあるキッチン用のシンクを使うことで、洗髪や汚れ物の洗い場としての機能性も持たせました。
リフォーム工事中にシンクを仮置きした時は、シュミレーションしていたにも関わらず、これは大きすぎたと一瞬あせりましたが、洗面台に組み込むと、大き過ぎる印象はまったく無くなりました。ボリューム感はなかなか難しいです…。

ミーレの洗濯機をビルトインした造作洗面台

実際に出来上がると、ワークスペースが意外に広く、ドライヤーやお化粧道具、お風呂に入る際の着替え、出来上がった洗濯物などが置けます。
ミラー収納もIKEAのものを利用。ナチュラルでも、工業系でもない、○○風にならないように、まとめました。

洗濯機を運び入れ、設置するのはたいへんでした。ビルトインしてしまうと分かりませんが、ミーレは大きくて、そしてとても重いです。重量は約100kgです。最後、造作洗面台に洗濯機を滑らし、入れ込むところは、ちょっとした職人技でした。

前の家のリビングで、買ってきたIKEAのミラー収納、シンク、モザイクタイルの見本を並べて、ボリューム感、組み合わせの感じをシュミレーションしてみました。

洗面台とモザイクタイルの組み合わせも確認しました。

施主支給のいいところは、一発勝負ではなく、作りながら、途中、途中で確認ができる所。ただ頻繁に現地を見たり、進行を確認する必要がありました。