MacBook Air(13-inch Mid 2012)のバッテリー交換を自分で行いました。
MacBook Airを購入してから3年ほどが経過し、少し前から1回の充電で、Macが稼働する時間がだんだん短くなってきて、やばいかなと思っていましたが、
そうするうち、OSのメニューバーに、『バッテリーの交換修理』と表示されるようになりました。
そして、次にはトラックパッドの動作がおかしくなりました。(クリックがトラックパッドの右隅でしか出来ない状態) 調べて見ると、どうもバッテリーが劣化し、トラックバックを圧迫しているのが原因のよう。ついには、バッテリーの残量を示す表示が、30%や40%でいきなり、Macがスリープに入る様になりました。
重い腰を上げて、やっとバッテリーを交換しようと、Appleにお問い合わせると、ピックアップでも、Appleストアに持ち込んでも、その日、当日中では交換してくれないそう。仕事に使えるMacは一台しかなく、しかも毎日必ず仕事で使うため、困りました。
そこで、大阪と神戸にあるAppleの正規サービスプロバイダにも3社ほど電話を入れましたが、『基本的には、お預かりになります。』とのこと。『基本的には』が少し気になりましたが、基本的には無理の様です。
最終手段で、少し抵抗がありましたが、バッテリーを購入して、自分で交換することにしました。
結論。とても簡単でした。トラックバックもやや遊びが出来ましたが、スイスイ動きます。さっさとしてたら、よかったです。
調べて見ると、MacBook Air(13-inch Mid 2012)には、A1405という番号が付いたバッテリーが適合機種。Amazonで、そのバッテリーと、Macの裏蓋とバッテリーを取り外す、星型ドライバー 1.2mmと精密ヘクスローブドライバーT5の2種類のドライバーを購入しました。
MacBook Airの裏蓋は、10個の星形のネジで止まっています。
裏蓋の星形のネジ。星型ドライバー 1.2mmで外していきます。
精密ヘクスローブドライバーT5×30(上)と星型ドライバー 1.2mm(下)
念のため、外した場所が分かる様に、付いていた配置に合わせて、ネジを並べました。
フタを外したMacBook Air。各部品が美しく配置されています。
10個のネジを外したあと、ヒンジ(蝶番)側から指をかけると簡単にフタが外れます。
その後、バッテリーと本体をとめているネジを精密ヘクスローブドライバーT5で外します。
本体とバッテリーをとめているネジを外したら、バッテリーの左上に付いている基盤と繋がっているコネクターを、透明のプラスチックの板を持って、上にスライドさせ、外します。その後、そのままバッテリーを持ち上げます。
バッテリーを外した状態。手前の四角い部分がトラックパッド。おそらく、劣化したバッテリーが干渉して、トラックパッドの反応が悪くなっていたと思われます。
その後、新しいバッテリーを逆の手順で、とめて、フタをして終了です。新しいバッテリーは、充電されていて、8%ぐらいの充電が残っていたので、電源ボタンを押すと、すぐに立ち上がりました!
少し長めの会議でも、バッテリーの残量を心配することがなくなり、トラックパッドもスイスイ動きます。(ただクリックの反応がある手前に軽く引っかかる遊びが出来てしまいました。)
適合するバッテリーとドライバーの選定だけが、すこし手間ですが、作業は簡単。早くやっていれば、良かったです。
アイテムを使い始めた日 2012年 7月
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- ブランド:
- Apple
- 品名:
- MacBook Air 13-inch Mid 2012