illyの珈琲缶をキャニスター代わりに

毎朝、コーヒーを飲むので、珈琲豆は大きめ1kgの袋入りの物をいつも買います。
挽いた豆（パウダーコーヒー）の風味が飛ばないように、あとスプーンですくいやすくするために密閉金具の付いた珈琲缶に入れ替え、冷蔵庫で保管しています。

今回は、その珈琲缶の密閉するための金具が壊れてしまい使い物にならなくなったので、ちょうどいいものは、ないかなぁ？と探して購入した物です。

コーヒー専用のキャニスターもいろいろ見たのですが、目にとまったのは、illyのパウダーコーヒーが入っているアーティスト缶。
これをキャニスター代わりに使おうと思いました。
密閉度は、少しどうかなと思うところですが、空き缶に現代アーティストのデザインが施されていて、そのアートを楽しめることがいいなと思いました。そして、そのアートをちゃんと楽しめるようにillyのマークや商品名などが印刷された透明フィルムを取り除けるようになってデザイナーのヴィジョンがそのまま楽しめるところが良いです！

illyでは、1992年から、白いillyエスプレッソのカップを白いキャンパスに見立ててアーティストがデザインしたアーティストカップを発表していましたが2006年からパウダーコーヒー缶のアーティスト缶も発売しているそうです。

この缶のデザイナーは、中国のLIU WEI（リウ・ウェト）。
どういうデザイナーかというと下記のURLを観ると一目瞭然なのですが、平面と立体の中間に色彩を施して新しい世界観を作っている感じでとてもおもしろいアーティストです。

illyは、コンテンポラリーアートと創造性溢れる逸材の発掘を目的としたillysustainArt（sustainとは、支えるという意味）としてアートコレクションを発表しているので、将来レアものになっているかも！？

実際に使ってみると、中に入っているパウダーコーヒーもおいしいし、缶自体も以外にしっかり作られていて、これだと毎日使っても壊れたりしなそうです。
新しいデザインが定期的に出るようなので、アートに触れるきっかけにもなるのでいいなと思います。

過去のシリーズを見るとユニークなデザインのものがたくさんあって欲しくなりましたが手に入らないのが残念です。

しばらくこれをキャニスター代わりに使ってみようと思います。

illyのパウダーコーヒー缶（art collection 250g limited edition）
開封前の状態。ビニールで梱包されています。

透明フィルムにアートコレクションについて、簡単に説明が付いています。

透明フィルムをはがすとアーティストのヴィジョンをそのまま楽しめる事ができます。

グルっと360°アートが続いています。

缶の本体はやや薄くて、きつく握ると、へこみそうになりますが、フタはしっかり作られています。

缶の周りが茶色くて、一瞬さびているのかなと思ったら、細かいコーヒーの粉でした…。

コーヒー缶を開けると、いい香りが漂い、実際飲んでみるとこくがあるけどすっきりしていて、ミルクとの相性もいいおいしさでした。