家で美味しいコーヒーを楽しみたい!ただ面倒臭いのは嫌だ!
そんなあなたに(私に)オススメのアイテムを見つけました。
それがコーヒープレスです。
元々はフランスで開発されたコーヒーの淹れ方なので、フレンチプレスとも呼ばれています。
私は全くの無知だったのですが、日本では紅茶を淹れるときによく使われる方法だとか…。
決め手になったのは、「他に道具いらない」、「簡単」、「技術の差が出ない」という点です。
購入したのは、RIVERSのHOOP。
他にもハリオ、カリタなど有名コーヒーグッズメーカーの商品はあったのですが、やはり初心者には高級(私が見たのは1万円くらい)。
しかもパーツ木が使われているのがマイナスポイントでした。
自分が使うときのことを想像すると、
コーヒーを作る→飲む→すぐには片付けない→カビが発生というストーリーが容易に想像できたからです。
その点、このHOOPは、プラスチック。
そして4,000円程度と気軽に始めやすい価格。(飽きても「高かったのに」と罪悪感を感じにくい)
ペーパードリップにチャレンジしたときは、すぐに面倒になってやめました。
自宅にはネスカフェのバリスタもあるのですが、あれはあんまり好きな味にならなくて、ほとんど使っていません。
1回に1杯ずつしか作れないのも使わなくなった理由かもしれません。何回も作るのが面倒になったのです。と言ってもスイッチ押すだけなのですが、もうそれすら面倒に。
そして、使わない時期が長くなると、コーヒーがカビしまって、さらに嫌になるという悪循環。
こうしてみると、私が相当ダメ人間だということがよくわかりましたね。すみません。
そこに救世主のごとく現れたのが、このコーヒープレス。
とても簡単そう、そして楽ちんそう。
買ってからの話になりますが、本屋さんでコーヒーの淹れ方の本を見たら、「コーヒープレスが最近見直されている」らしいことが書いてあって、ますます魅力が増しました。
しかし、コツがないゆえに割かれるページはごく僅か。200ページの本に1ページだけ、とかそんな感じ。
でもそこがまた、主流には乗りたくないと思っている私のハートをわしづかみにしたわけです。
入っているのはこんな感じ。
これにコーヒーとお湯、あとタイマーがあれば淹れたてのコーヒーが楽しめます。
HOOPのもう一つの特徴は、微粉フィルターが付いていることだと思います。(写真一番下)
プレスコーヒーのデメリットは、紙や布に比べて、フィルターの目が粗いため微粉末がコーヒーに混じるということ。
それを少しでもカットすべく、微粉フィルターが付いています。
これをビーカーの注ぎ口にセットして、流れ出る微粉をカット。もちろん全てをカットできるわけではありませんが…。
早速コーヒーを淹れてみましょう。
写っていませんが、当然コーヒーの粉と計量スプーンも必要です。
ケトルの中には沸騰したお湯が入っています。
まずは、ビーカーにコーヒーを入れます。今回は1人分です。
フィルターの目が粗いので、豆は中粗挽き。
「プレス用です」とオーダーするとよいでしょう、と説明書には書いてありました。そして素直にそのようにオーダーしました。
そして4分にセットしたタイマーをスタートします。
その後すぐにお湯を注ぎます!
第1弾で注ぐ量は、出来上がりの分量の半分くらい。
コーヒープレスにコツはないと言いながらも、何回か入れてみて、私なりに得たコツがあります。
それは、「勢いよく」「全体に行き渡るように」注ぐ、ということ。
1箇所に集中して注ぐよりも、のの字を書くように回しながら、勢いよく注ぐのがポイントです。
そしてお湯を注ぐもの(やかんやポット)も重要だと気付きました。
先が細い方が勢いよく注ぎながらも、一気にドバッと出ることがなく、調整しやすいんです。
初めは普通の電気ケトルを使っていたのですが、半分だけ注ぎたいのに、勢いよくと思うと全量注いでしまったり、量を調整しようと思うと勢いが弱まり、周りにこぼしまくったりしました…。
「だからみんな、あんなに注ぎ口が細いやつ使ってるのね!」と納得。
そして、私はバルミューダの電気ケトルの購入に踏み切るのであった…が、それはまた別の記事でご紹介します。
そうすると、新鮮な豆(粉)を使った場合に限るようですが、コーヒーが三層に分かれます。
上から、
豆(粉)から出た気泡
豆(粉)
液体、の三層です。
私のはよくわからない感じですが、ギリギリ三層と見ていいんじゃないでしょうか。甘い?
そして30秒くらいしたら、残りのお湯を同様にのの字を描くように注ぎます。
今度は勢いは不要(だと思う)。
お湯を注ぎ終わったら、プランジャー(プレスする部分)をセットして、タイマーが鳴るのを待つだけ。
待つ間にコーヒーカップにお湯を注いで温めておくのがいいですね。
もう少しいいコーヒーカップが欲しいなぁ。1杯140ml目安とのことなので、普通のマグカップだと少なく見えてしまって、ちょっと悲しい。
4分経ったら、プランジャーを押してコーヒーをプレス!と言ってもあまり力は要りません。
1杯分だと一瞬でした。これ以上下がりません。
絞り出す訳ではなくて、あくまでも下の方に粉を留めておくために押す感じです。
カップのお湯を捨てて、コーヒーを注ぎます。ちょっと(20秒くらい)待ってから注いだ方が、粉が落ち着いていいらしいです。
ここのポイントは慎重に注ぐこと。
慌てて注ぐと…
微粉フィルターの上からコーヒーが出てきてしまいます。
微粉フィルターを通る速度で注ぐのがポイントです。
でも、まぁあまり気にする必要はないのかもしれません。
微細な粉を含めての味わいですし、ほかの器具には付いていないものも多くありますので。
コーヒーを注ぎ終わった後の微粉フィルター。
そこそこ仕事してます。
ちょっとうまく撮影できなかったのですが、このようにできあがりのコーヒーには、コーヒーオイルが浮いています。
ペーパードリップやネルドリップなどでは、フィルターに吸収されてしまうものが、コーヒープレスでは見事に抽出されるんですね。
肝心の味は…私、味オンチでして、よくわからないのですが、コクはあります!
オットも「香りがよい。コクもある」と申しており、気に入って飲んでいます。
やはりこんな感じで、粉は残ります。
でも基本的には沈んでいるので、最後まで飲み尽くそうとしなければ、ザラザラ感はさほど感じないように思います。
使った後は分解。
プランジャー部分はねじ式になっていて、くるくると回すだけで分解できて簡単です。
プランジャーの先の部分(シルバー色のところ)はステンレスなので、食洗機で洗えるのも楽ちん。
もちろん、ささっと手洗いも可能です。
今ところは、買ってからほぼ毎日飽きずに飲んでいます。
ひとつだけ不満を言うなら、プランジャーのメッシュ部分が、ほんの少しケバケバすること。
怪我をするレベルでは全然ありませんが、気になる。カットしていいのかしら。
それ以外は、満足しています!
今度はどんな豆にしようかな?自分で挽いてみる?とか思ったりして。
朝のひとときが優雅な時間になりました。
アイテムの評価 ★★★★★
アイテムを使い始めた日 2017年 4月
第2回コンテスト リバーズのキッチン用品 キッチン用品のレビュー
- ブランド:
- リバーズ
- 品名:
- COFFEE PRESS HOOP 720
- カラー:
- LIGHT BLUE
- 寸法:
- 幅147mm × 奥行93mm × 高さ168mm