育て始めてから1年5ヶ月が経過したビフルカツム(ビカクシダ・コウモリラン)。
ぜひ、一番初めの記事と比較していただきたいのですが、もう、完全に別の植物になりつつあります…。
苔玉に包まれていたころは、羽のついたボールのようだったのに。
6ヶ月前に写真を撮ったときは、中央にある葉(貯水葉)が展開しておりました。ちょうど3枚目が出始めた頃でしたが、その後4枚目の貯水葉も立派に展開しました。
上下に分けるとするなら、下・上・下・上と交互に葉が出て、今一番手前の葉(上向き)が4枚目です。
生えてきたばかりの頃は青々としていた葉がもうすっかり茶色に。らしくなってきました。
幸い、上部の水やりスペースはまだ埋まっていないので、そこから引き続き水を与えています。
ようやくコルク板の縁にまで達していた1枚目の貯水葉でしたが、3枚目はぐるりとコルク板を包み込んでいます。
その後、冬だというのに胞子葉(鹿の角のように伸びる葉)が2枚、可愛らしくニョキッとなっていたのですが、春になり、いよいよ本格的に成長を開始しました。
この写真は3月23日時点。
この写真は4月5日時点。
…見比べると、ちょっと怖いくらい大きくなってますね(汗)2週間で。
今年は肥料を与えようかと思っているのですが、肥料を与えるとどこまで大きくなるのかと少し心配になってしまいます。
しかしながら、伸びゆく胞子葉を観察していたら、面白いことに気付きました。
これは4月5日時点。新しく伸びた2本のうち、大きい方の葉。
先が反っています。
そして翌日。4月6日時点。
反りがなくなりました。1日で!
この記事を作成している4月10日時点は、また反っています。
大体1~2日の間に、反ったり戻ったりを繰り返しながら、大きくなっているようなんです!
尺取り虫みたいに…。
小さい葉の方には、まだこの動きは見られず、成長しきったと思われる葉にもこの動きは見られません。
朝顔のツルがぐるぐる回りながら成長することや、向日葵が太陽を追いかけるように成長するというのは知っていましたが、まさかビカクシダも動きながら成長するなんて!
さらに愛着が湧きました。
引き続き大切に育てていきたいと思います。