黒い白物家電

「黒い冷蔵庫」「黒い洗濯機」ときたので、最後はまるっと「黒い白物家電」で締めくくりたいと思います。

実を言うと、黒はそんなに好きな色ではありません（黒色の服はほとんど持っていないですし）。
グリーンの扉面材、黒い御影石天板（と壁）、ブルーグレーのタイル床。そんなキッチンに白を入れると浮いちゃいますし、さりとてビビットな色もいかがなものかなと思います。
で、一番馴染みやすい黒を選んだわけなのですが、完全に黒で統一すると重くなるので、シルバー（もしくはグレー）で少しやわらげました。

【電子レンジ】
TWINBIRD製。ツインバード工業は新潟県燕市にある家電会社です（正直僕は存じ上げませんでした）。機能はいたってシンプル。時間を決めて温めるだけ。複雑な設定はありません。扉はスタイリッシュなミラーガラスで、タイマー部分は赤く光ります。ターンテーブルのないフラット構造なので、大きめのコンビニ弁当もそのまま温められ、お手入れも簡単なのがいいですね。

【トースター】
Vintantonio（ビタントニオ）のシルバーのトースター。こちらもタイマーのつまみをひねるだけのシンプルな構造です。

【炊飯器】
形が気に入りました。中皿があり、ごはんとおかずが同時に炊けるという、新発想の小容量炊飯ジャー。TIGER（タイガー）製です。

【コーヒーメーカー】
ネスカフェドルチェグスト。コーヒーは好きなのですが、豆から挽いたりというところまでのこだわりはありません。ドルチェグストは会社にも置いてあって、インスタントよりは断然おいしいコーヒーが手頃な値段で手軽に飲めるので、いいなと思って買いました。

というわけで、機能面はほとんど考慮していません。家電はデザインと色と、あと直感で決めました。
家電選びの参考にはあまりならないと思いますが、リノベーションで自分好みの空間をつくるときに、家具や家電のことも一緒に考えたほうがいいのではないでしょうか、というお話でした。

黒い白物家電たち。デザインもシンプルなものを選びました。

実はレンジ選びで一度失敗しています。Electrolux（エレクトロラックス）のデザインに一目惚れして買ったのですが、思いきりはみ出しました。
たまたま下取りしてくれる知人がいて事なきを得ましたが、やはり採寸はシビアにおこなわなければいけません。

recolte（レコルト）の電気ケトル。クラシックなデザインでステンレス製。注ぎ口が長く、意外と使い勝手がいいです。

（キッチン家電ではないですが…その1）
重量感のあるアイロン。ドイツの電熱製品専門メーカーとして約半世紀の実績を持つDBK社のものです。

（キッチン家電ではないですが…その2）
働き者のルンバくん（iRobot社）。中で生成してるんじゃないの？というくらいホコリが取れます。

数年前に購入したトリムの浄水器はヘビーユーズしているのでそのまんま。やはりこの空間に白は浮いてしまいます。