joe porterさんのご自宅にお伺いしてきました!
今回は、この大きな室内窓についてレポートします。
光や風を通し、家族の様子なども感じさせてくれるこの窓。
しかし、それだけではありませんでした。
玄関を入ると大きな窓が迎えてくれます。
横3列、縦4列の小窓が集まり、横幅は約2m、縦は約1.6mという大きさ。
既製品ではなく、オーダーです。
窓枠の素材はアイアン、黒皮鉄。
黒皮とは、鉄を加熱加工する際に現れる酸化皮膜(酸化鉄)のこと。
当初は、ホワイトに塗装する案があったものの、やはりネイビーに塗装しようという方向になっていたとか。
しかし、現場に届けられた塗装前の姿を見て「やっぱりこのままで行こう」と窓枠を塗装しないことになりました。
確かに、この黒色と錆の具合が、鉄の素材感をより強く感じさせてくれます。
12ある窓のうち、開閉できるのは上から2段目の3つ。
キッチン側から廊下側へと突き出して開けるタイプです。
開けた窓を固定しておけるピンもあり、開け放つことができます。
廊下の向こう側はキッチン。
ちょうど家電を置くためのカウンターがあるため、一番下の窓は細かいリストラルガラス(チェッカーガラス)が使われており、明るさを確保しつつ、はっきりとは見えないようになっています。
玄関とこの鉄窓、そして共用部分の窓が一直線に並んでおり、窓を開けておけば風の通り道に。
また、どうしても暗くなりがちな玄関ですが、外部の窓からの光がこの鉄窓を通じて運び込まれ、明るく開放感すら感じます。
窓の形は、マンションの共用部分のアイアンの窓(上の写真)を踏襲したもの。
玄関から窓を見たとき、ちょうど前方にその鉄窓が見えます。
実は、このマンションの売出をずっと待ち続けていらっしゃったというjoe porterさん。
黒皮鉄の室内窓には、デザインや実用性だけではなく、joe porterさんのマンンションへの思いも詰まっていました。
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