joe porterさんのご自宅へお邪魔してきました!
キッチンはW・I・S・Hのフルオーダーのモルタルのキッチン。
元々インテリアがお好きで、独身時代からコツコツと好みに合うものを集めてきていらっしゃったというjoe porterさん。
キッチンも好みに合う、選び抜かれたパーツで作られていました。
LDKでかなりのインパクトを持つこのキッチンは、W・I・S・Hのフルオーダーキッチン。
お話をお伺いして、驚きました。
joe porterさんは調理師免許をお持ちとのこと。
ご自分もキッチンに立たれるからこそのこだわりを感じます。
カウンタートップや側面はモルタル金コテ押さえ防水仕上げ。
ハードな素材を使用していますが、ハードになりすぎていないのは扉の面材とシンク、レンジフードがホワイトなのと、コンロ前のコーラルピンクのタイルが柔らかく温かみのある色合いだからでしょうか。
コロンと丸みを帯びた取っ手もまた、大きな特徴のひとつ。
温かみのある表情ですが、素材は「鉄(黒皮鉄)」だそう。
四国の作家さんに依頼されたオリジナルです。
あえて表に設置した蝶番は、ご自身で赤に塗装する予定だとか…。
さらに印象的なキッチンになりそうです。
導入したパーツはフィリップ・スタルクデザインのシンクとハーマンのコンロ、オーブン。
どれもシンプルで無駄のないデザインが特徴です。
正面だけでなく、背面の壁もこだわりが。
縦に等間隔のラインが2本入るように化粧板を張ったことで、表情に動きが出ました。
色はグレーに塗装。
見ていてリズムを感じるのは、奥にある鉄窓、そしてキッチン天井の照明、さらにはキッチン背面の壁…と縦3つのラインが続いているからかもしれません。
リノベーションの担当者から、「割れますよ」と言われていたというモルタルの天板。
思ったほどではないものの、やはり割れてきているようです。
ただ、joe porterさんは気にしていらっしゃらない様子。
「自分でシーリング材を買って、埋めようかなと思ってるんですよ。」とおっしゃっていました。
その様子はとても自然で、このキッチンを、手を入れながら長く大切に使っていこうとする気持ちが伝わってきました。
実用性だけでなく、自分の感覚に合う素材や形を持ったアイテムを選び、作る。
joe porterさんのお住まいには、暮らしを楽しむヒントがたくさん潜んでいます。
モルタル仕上げ フルオーダー オーダーキッチン 黒皮鉄 フィリップ・スタルク ハーマン W・I・S・Hのシステムキッチン システムキッチンの施工
- ブランド:
- W・I・S・H
- 寸法:
- 幅2400mm × 奥行650mm × 高さ850mm
- 関連サイト:
- http://www.we-wish.co.jp/kitchen/index.html