以前の玄関は圧迫感があったとikukoさん。
リフォームで玄関を拡張しました。
床には大理石モザイクタイルを敷き詰めています。
関と廊下が真っ直ぐつながる、マンションではよく見るタイプ。
横幅が少し窮屈に感じたそうです。
靴を脱ぐスペースの広さはほとんど変わっていませんが、シューズボックスを洋室側へ移動したことで空間が広くなりました。
玄関床は天然大理石モザイク。タイル1枚の大きさは15mm角です。
サンワカンパニーの大理石モザイク黒CB-15 本磨き(品番:SMM0003)を使用しています。
本磨きとは石の表面を砥石で磨き上げた仕上げ。艶が出て、鏡面のような仕上がりです。
モザイクのため鏡のようにとまでは行きませんが、周りのものが写り込んでいるのがわかります。
少しグレーがかったものがあったり、ブラウンに近いものがあったり。ところどころ白い模様が入っているものもあります。全く同じものばかりではないのが天然石の魅力。
廊下は一部カーペット張り。ラメが入った素材ですが、大理石の光の反射とは全く異なります。その対照が面白い効果を生み出しています。
シューズボックスは扉が鏡張りのフロート(床から浮いているように見える)タイプ。より奥行きが感じられます。
床と天井には黒、壁はグレーとシックな色でまとめているため、大理石の輝きがより映えます。
照明はグレアレスダウンライトを使用。グレアとは「不快な眩しさ」のこと。
照明器具内に設置された反射板によって、光が拡散したり滲んだりすることでグレアが発生しますが、それが極力起きないように設計されたダウンライトです。
そのため空間全体が明るくなるというよりは、照明が当たるところだけが明るくなる特徴が。
ikukoさんの玄関も天井に近いところには光がなく、下に光の重心があります。
1枚1枚のタイルが煌めいて、天井に光の反射模様を描いています。
大理石ならではの高級感ある玄関が実現しました。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
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