Kenさんのキッチンスペースのレポートです。
奥様のこだわりは1.キッチンに窓が欲しい、2.カウンタータイプにしたい、3.リビングダイニングとは段差は作りたくない。
この3つがうまく組み合わさって理想のキッチンスペースとなっていました。
リノベーション後のキッチン
キッチンのBefore図面
元は独立タイプのキッチンでした。ダイニングからだけでなく、廊下からもアクセスできる2WAYタイプ。
キッチン向かいの壁(キッチンに隣接している壁)はコンクリートブロックでできており、壊すのは予算などの兼ね合いもあり、難しい状態でした。
赤い丸で囲んだところはキッチンの排水管が通っている部分です。
キッチンのAfter図面
「以前の住まいのキッチンは独立タイプで、一人で料理をしている感覚が強くストレスでした。なので、対面キッチンにしたいというのが一番の希望だったんです」(奥様)
合わせて、キッチンに「窓がどうしても欲しかった」という奥様。
「アートディレクターの平林奈緒美さんの自邸が理想に近く、同じような雰囲気にしたかった」そう。
窓をつけるとすると、キッチン背面の壁は壊すことができないため、廊下との間に設置することになります。
ただ、色々な人に止められたとか。
「動線が悪くなるから止めなさいって言われていました…。でも窓の手前にあるウォークインクロゼットから出入りできるので大丈夫かなと」と奥様。
この窓を作ったお陰で、赤線のように排水を流すこともできたそう。
窓を設置する壁の中に給排水管を通し、リビングダイニングとキッチンに段差ができないようにしたのだとか。
「リビングダイニングに段差ができると料理を運んだりする時に危ないかなと思っていたことと、窓が欲しかったことがうまく合わさって思い通りのキッチンになりました」(奥様)
リノベーション前のキッチン
開口部は2箇所ありましたが、閉塞感がありました。
背面にあった壁を撤去。開放感が出ました。
扉があった部分には、奥様こだわりの窓を。
壁に厚みを持たせ、配管類を隠す場所として利用。
写真左下部分の壁から給排水管が、上部からは換気ダクトが出ているのがわかります。
(換気ダクトは壁ではなく、天井を通っています。)
※排水管は壁の中を通り、Before図面の赤丸がついていた位置に出てきています。
リノベーション後の様子
窓があることで抜け感が生まれ、廊下からも室内の雰囲気が伝わります。
室内窓の窓枠は、少し茶色が混じったこだわりの黒。
現場で塗装屋さんにいくつかの色を調合してもらって、その中から選んだそう。
クロスや、タイル、キッチンも白。
ですが、キッチンの背面はチャコールグレーのクロス。室内窓が浮くことなく、上手く馴染んでいます。
室内窓 エルバート コントルノ アクセントクロス タイル キッチンスペースのリフォーム
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
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