Kenさんのダイニングにある室内窓のレポートです。
イメージは雑誌で見た、平林奈緒美さんの自邸にある室内窓。木製で造作するには色々と苦労もあったとか。しかしその甲斐あって、イメージ通りのものとなっています。
ダイニングと寝室(多目的スペース)の間にある黒い枠の室内窓は、Kenさんの奥様が4年前に見た雑誌に掲載されていたアートディレクター・平林奈緒美さんの自邸にある室内窓をイメージしています。
窓枠は木製。
この写真が雑誌に掲載されていたもの。(奥様お手製の資料より)
イメージをしっかり踏襲しています。
「現場で職人さんに調合してもらった複数の黒色の中から選んだ」というこだわりのマットなブラックで塗装された姿は、アイアンのような質感です。(塗装中の様子)
ただ、イメージに近づけるのには、色々と苦労があったとか。
単に壁の間に窓枠をはめ込んだけだと強度が足りず、誤って窓の端にぶつかったときなどに窓枠が壁から剥離してしまう可能性があり、危険だったとか。
強度を保つひとつの方法として、左端の窓枠で窓と壁を一体化させる方法があったそうです。
しかしそうすると、1本の柱の途中で塗装部分とクロス張り部分に分かれることになり、見た目がよくない。そして何より、イメージ通りにならない…。
そこで、窓枠と壁を一体化させて強度は保ちつつ、窓枠部分にはベニヤ板を張り、下は壁の厚みに合わせて両サイドを削って調整。
ベニヤ板と窓枠の継ぎ目がわからないようにパテで埋めてから塗装しています。
このように、窓枠とその下の壁が一体化しているようには見えません。
多目的スペース側からダイニングを見る。
強度も確保した上で、イメージ通りの室内窓を実現しています。
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