家族をつなぐ木製の室内窓

cueさんの木製の室内窓についてのレポートです。

cueさんの自宅2階にある洋室2室には、キッチン上部の大きな吹き抜けに面して、室内窓が設けられています。

向かい合うように吹き抜けに設置された室内窓。木製です。

向かって右側が子供部屋、左側はcueさん夫婦の寝室です。

大きな吹き抜けの下にはキッチンが。

夫婦の寝室からも、子供部屋がよく見えます。

室内窓には構造用合板で作られた両開きの扉が付けられています。召合せ板（扉の左についている、扉と扉の隙間を隠すための板）以外は1枚の板で作られていますが、縦に2本ラインを入れて、羽目板風にデザイン。

cueさんが選んだ把手と合わさると、童話に出てきそうな可愛らしい印象の扉に。実はこちらの面にとりつけた把手は飾り用。実際に使用するのはこの扉の内側に付けられた把手です。

cueさん夫婦の寝室にも同じものが。当分は閉める予定のないこの窓ですが、閉めたいときにはまずは右側の扉をたぐり寄せ、次に左側を。そして、左側に一つだけついている把手を引っ張って、この扉を閉じます。

縦にラインが入っていますが、木目が繋がっていることで1枚の板だということがわかります。

この扉は無塗装仕上げ。素材感のある構造用合板を使ったことで、このままでも存在感がありますが、「将来的には自分たちで色を塗るつもりなんですよ」とcueさん。また次の仕上がりも楽しみです。