ewanmickyさんの和室のレポートです。
リビング下にあり、低い天井のあわらし梁の空間は、隠れ家のような雰囲気。
色々な用途に使えるように、畳を敷いて和室に。
昼は友人とのお茶会、夜は寝室にと、様々なシーンに対応できる空間です。
2階にあるリビング下の和室の入口。
天井高は低く(1400mm)、中で立ち上がることは出来ませんが、「隠れ家感溢れる空間に仕上がった」とewanmickyさん。
部屋の奥にかかっている「すだれ」は仏壇で使われているものです。「収納スペースが欲しくて目隠しとして自分で付けました」とewanmickyさん。「すだれ」の後ろには布団が収納されています。
低くなった入り口は、にじり口を想像させ、和のテイストのインテリアから茶室の趣が感じられます。また入口からのぞく、モダンテイストのダイニングスペースとの対比が面白みのひとつ。
扉を付けず、和室内側にロールスクリーンをDIYで設置しています。
ewanmickyさんは間取りにとらわれず、自由に暮らしたいとの思いがあり、「この部屋は○○部屋」とは決めずに生活しているそうです。
当初、この部屋はフローリング張りにして収納スペースにするつもりだったとか。しかし天井高の低い部屋をフローリングにすると、収納スペースとしてしか使えなくなってしまいます。それを畳敷きにすることで座ったり寝転んだり…と、部屋としての可能性が広がると気付き、変更したのだそう。その証として、以前は別の部屋を寝室にしていたそうですが、日中は友人とのお茶会スペースに使われるこの部屋が、現在は夜寝る場所となっています。
「よく『頭を打ちませんか?』と聞かれますが、寝ていてそういうことはないですね。籠もり感があって、不思議とよく眠れるんですよ」とのことです。