和室の記事

てんさん

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和室1全 1 話

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イエナカスタッフさんによるレポート

REPORT

PICKUP

last update : 2017.8.6 レビュー

広い土間を設けて、マンションで『離れの和室』を実現!

自宅マンションをリノベーションする際に「和室が欲しかった」という てんさん。

広い土間に面して、茶室をイメージした小さな和室を設けました。
まるで「離れ」のような空間を、マンションで実現しています。

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約2帖ほどの和室。
約2帖ほどの和室。

3帖弱の小さな和室。
「茶室をイメージして作りました」と、てんさんが言う通り、スペースは小さいながらも床の間、床柱、違い棚、地袋がしつらえてあり、本格的です。

壁材にもこだわって、壁紙ではなく聚楽(じゅらく)塗りで仕上げました。

パッと見た感じではわかりませんが、触ってみるとその違いにビックリ。ざらざらとした感触は壁紙よりもしっかりとしており、指先で押してみると塗りの厚みを感じます。

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和室にはミスマッチに思える白熊が、この和室にはよく似合う。
和室にはミスマッチに思える白熊が、この和室にはよく似合う。

床柱は、てんさんご自身が選んだもの。

「西宮の山奥にある銘木屋さん(よろずウッド工房)に行って選びました。床柱なんて選んだことがないので、本で調べたりして。それでイメージしたのはちょっと細めで、曲がってて…みたいな。これがいいかなと思って、お店の方にいくらか聞いたら『1万円』と。それが高いか安いかもわからないんですよね(笑)」
選んだときのエピソードを笑顔で話す てんさん。なかなかない経験ですね。

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襖紙はオーダーしたもの。地袋もお揃いで。
襖紙はオーダーしたもの。地袋もお揃いで。

この和室をつくったのは、「何の部屋でもない、余分なスペースが欲しかった」から。

本を読んだり、ぼーっとしたり、横になったり…。
ここは、少し日常から離れて過ごしたくなったとき、なんとなく一人になりたいとき、そんなときにふらっとやってきて過ごす場所。

もちろん、ここで子どもと一緒に遊ぶこともあるけれど、「〇〇をする部屋」という決まりがないから自由に過ごすことができる、と てんさん。

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リノベーション後の図面
リノベーション後の図面

そんな部屋だからこそ、玄関入って正面の土間スペースに入口を設けました。

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廊下からはちょうど離れのような感覚
廊下からはちょうど離れのような感覚

「離れみたいな感覚ですね。リビングからは靴を履かないと来られない位置。北側なので真冬は寒くてあまり来ませんが、この独立感がよかったです。マンションでもこんな風にできるんだな、と」

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五月山と猪名川をイメージした襖紙。
五月山と猪名川をイメージした襖紙。

思い入れのある和室を彩るのは、野田版画工房でオーダーした襖紙。

「住まいを購入する1年くらい前ですかね。とあるイベントで偶然に野田版画工房さんと出会いまして。自宅を購入した暁には、和室に使う襖紙を作ってくださいとお願いしていたんです。でもその頃は家を買うなんて全く思ってなかった(笑)それからしばらくして、自宅を購入してリノベーションすることになって…。じゃあ、お願いしないと!って。色やデザインはおまかせなんですよ。自宅から近い、『五月山』と『猪名川』のイメージで、と伝えただけで」

玄関を開けると目に飛び込んでくる鮮やかなブルー。猪名川でしょうか。

土間と和室の段差は350mm。そのため和室の天井高は2000mmになっています。やや低めの天井高も、ほっと落ち着く空間のポイント。
少し小さめの入口も、茶室の躙り口を思わせます。

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段差を利用して収納スペースに。
段差を利用して収納スペースに。

段差は床下収納として利用。
玄関を入ってすぐの場所なので、アウトドア用品も気軽に入れておくことができます。

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大切な「余分」。
大切な「余分」。

3帖弱という広さで、「何に使うんだろう?」と不思議に思える てんさんの和室。

「余分なスペースなんですよね。でも余分なものをつくってよかったなと思っています」と てんさん。
〇〇用という決まりがないからこそ、自由にのんびりと過ごせる。
てんさんにとって、大切な空間です。

2015年 12月 1日

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