ダイニングに設置した、造作キッチンカウンター兼作業台兼ダイニングテーブル。
材料は構造用の集成材。
一戸建ての柱などに使う素材(SPF材)です。
形はコの字型ではなく、L字型の集成材+緑色のボックスでできたアシンメトリーなデザイン。(自分で考えました!結構気に入っています。)
もともとは「カウンター」として考えていたので、コの字型のイメージだったのですが、実際に使う場面を想像すると、収納があったらもっと便利だなと思いつき、このカタチにしました。
ボックスの中には、初めはゴミ箱を、今は中にスチールラックを入れて、電子レンジと乾物を収納しています。
カウンターの色は現地で職人さんに調色してもらい決定。
オイルステン(材木に浸透して着色するタイプの塗料)だったので、表面保護のためクリア塗装で仕上げています。
ちょっとツヤが出てしまいますが、水がかかることもある場所なので…。
硬い木ではないので、傷はつきやすいと思います。
ちなみにボックスの緑色は、よく「塗ってあると思った」と言われるのですが、実際はクロスです。ツルリとした表面とマットな質感が塗装のように見えるようです。
(イメージはカリモクのモケットグリーン。ボックスは石膏ボードでできています。)
カウンターのサイズは、高さ850mm×長さ2700mm×奥行き720mm。
奥行は、住まいを購入するよりも前に行ったカフェバーのテーブルを参考に。
対面で座った時に、遠すぎず近すぎずの絶妙なサイズ感だったので、もし家にカウンターを置くならこのサイズにしよう!と思って測っておいたのが役に立ちました。
高さと長さは、キッチンに合わせて。
(キッチンの一般的な高さは85cm。身長に合わせて多少の変更ができる商品もあるみたいです。)
キッチンから移動して、カウンターで作業する…というシーンにも対応しやすいように、キッチンと高さを合わせたのですが、ここに落とし穴が!
ダイニングテーブルとしても使おうと思っていたので、ダイニングチェアを探していたのですが、ちょうどいい高さのものがなかなかない!
※テーブル高さからマイナス30cmぐらいが、ちょうどいい椅子の高さとのことで、55cmの高さの椅子を探していました。
60cmの高さの椅子は結構あったので、「キッチンとカウンターの高さを90cmにすれば良かった…」と思ったこともありました(苦笑)
最終的には高さ55cmの椅子が無事に見つかり、事なきを得ています。
L字型のカウンター+緑色のボックス、2つのパーツからできています。緑色のボックスはキッチン側のみの開口。リビング側からは見えないので、当初はゴミ箱を入れていました。
緑色は「塗装」と間違われるのですが、クロス張り。右上に見える梁と色を揃えています。イメージはカリモクのモケットグリーン。
カウンター表面はオイルステンを塗った後、クリアで仕上げています。ややツヤはありますが、木目が強調されていい感じです。
参考までに「カウンターの設計図」です。構造用の集成材を3本並べて作っています。