ikukoさんが作りたかったのは、ゆったりとくつろげるリビング。
その条件のひとつは、明るすぎないこと。
間接照明が照らす天井部分にはあえて黒に近い色のクロスを貼ることで、光が拡散し過ぎないようコントロールしています。
リビングの天井には、半径約3.2mの大きな円を描く間接照明。
天井に光を反射させる「コーブ照明」です。
リフォーム前は廊下+キッチン+リビングダイニングの一部だった部分。
リビングダイニング、キッチン、ベッドルームが一つになった開放的な空間にリフォーム。
独立していたキッチンを対面式にし、横長だったLDKは正方形に近いLDKになりました。
リビングダイニングの床はカーペット敷。
キッチンの床は大理石モザイクタイルで、その境界は、波状のラインを描いています。
そしてそのラインに呼応するようにアールを描く間接照明を天井に設置。
2つのラインが、空間に動きを与えています。
天井が円を描いているのもポイントですが、もう1つのポイントは天井の色です。
キッチン・リビングダイニングの天井には、オフホワイトのクロスを張っています。
しかし、コーブ照明が当たる部分は、黒に近い色のクロスを施工。
間接照明は光を天井や壁に当て、その反射光を利用する照明です。そのため、光を当てる面は反射しやすいように明るい色にするのが一般的。
そこにあえて黒に近い色のクロスを持ってきたのは、明るくなりすぎないように、光をコントロールするためです。
ikukoさんが目指した、しっとりと落ち着いた空間が実現しています。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
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- 0797-72-3450
- URL:
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