コンパクトにまとめた洗面室

まずはキッチンのシンクありきで考えた水周りのプラン。
キッチンシンクのサイズを800mm、と設定したところからスタート。その他の水周りを「ギリギリの寸法で」設計しました。

キッチンの隣にあるのが洗面室。その中に見えている黒い枠の部分が浴室です。
入り口付近にあるルーバーの扉は、洗濯機置場。

arakazさんの言葉を借りると「最小の設計」とした洗面室は、間口が約73cmと非常にコンパクト。

元は入り口付近にあった洗面台を…。

一番奥へと移動しました。

図面の左端にあるのが、こだわりのキッチンシンク。
このシンクの幅を800mm確保するため、キッチンはL字型で、この配置に。

突き当りと入り口付近に収納スペースがあります。キッチンのデッドスペースをうまく使うように配置しました。

そしてキッチンスペースとの間には室内窓（回転窓）を設置。

洗面室の扉は内開き。風が吹いたときなどに窓が勝手に回転すると、扉と窓がぶつかる可能性が。そこで、18度刻みで回転するギア回転金物を窓に使っています。

洗濯機置き場は、リビングの一部に。
風通しを確保するため、ルーバー付きの扉にしました。

中には固定棚を設置。

洗面室内に収めることができなかった、とマイナスに捉えることもできますが、リビングにあっても扉付きのため中が見えることはありません。加えてリビングからアクセスしやすくなり、家事動線の面でも優れています。