シンディーさんの洋室のレポートです。
リフォーム済みの中古マンションを購入したシンディーさん。リノベーションの予算を考えて、ゲストの目に触れるところはしっかりと、自分たちだけが利用する場所はそのまま、と場所によってリノベーションする、しないを分けたのだそう。この洋室は元々は触る予定のなかった部屋ですが、リビングに合わせて最小限、手を加えています。
リノベーション後の洋室
Before図面(洋室)
和室の隣に位置しており、収納は1カ所だけでした。
After図面(洋室)
和室側から利用していた押入を、洋室側からのクロゼットに変更。収納が2箇所に。
リノベーション前の洋室
写真右側が押入の裏側に当たる部分です。
施工直前の様子
この壁は壊してクロゼットにするということと、
クロスを張り替えるのはこの部分だけということがメモされています。
大工さん、電気屋さん、塗装屋さん、クロス屋さん…と多くの職人さんが出入りするリノベーション現場。こうやってメモしておけば、皆に伝わります。
施工途中の写真
リビング側より撮影。押入の奥の壁を撤去したため、洋室と繋がっています。
この後、手前(リビング側)に壁を新設。洋室側に開口部が完成。
洋室側から撮影
クロゼットの上部と下部を有効活用できるよう、スペースの左右に下地を入れ、棚を2カ所とハンガーパイプを設置。
また、やや中央寄りにあったコンセント・TVジャックは隅に移設しています。
クロゼットの周囲と内側に、元のクロスと似たクロスを張ります。この後、クロゼット内の床にフローリングを張り、扉を取り付ければ完成です。
リノベーション後(洋室)
収納の扉は、スタンダードな中折れタイプのものを採用。
もともと茶色の木目でしたが、白いペンキで塗装しています。
塗り方にもこだわり、あえて荒く、木目がうっすら透けて見えるように。
そうすることで、のっぺりとした感じにならず、シンディーさんの好きな”武骨感”が出ています。
リノベーション範囲を最小限にして予算を抑えつつ、収納スペースは減らさずに、リビング側の壁面も利用できるようにしたクロゼット。派手さはありませんが、この洋室にはシンディーさんの工夫がありました。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
»地図を見る - 電話:
- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...