洗面所と脱衣所を分けて配置

かっちんさんの脱衣所についてのレポートです。

洗面所と脱衣所はスペースを共有していることが多いもの。かっちんさんは浴室の隣を脱衣スペース専用にして、洗面台は廊下へ。パブリックなスペースとプライベートなスペースをはっきり分け、広さも確保しています。

Before図面（洗面所）

元々は洗面所と脱衣所が一緒になったプラン。
また玄関から脱衣所、浴室まで一直線に並んでいました。全てのドアが開いていればの浴室の中まで見えかねない間取り。

After図面（脱衣所）

浴室が広くなった分、少し左へ移動していますが、広さはほとんど変わっていません。ただ、洗面台が廊下へ。その分、ゆったりとした脱衣室を確保できました。
加えて、玄関から一直線だった動線も変更になっています。

リノベーション前の洗面所

洗面台と洗濯パンが横並びになっており、狭い印象。

リノベーション後の脱衣所

脱衣所は入浴と洗濯時のみ利用することに。右手に見えるタオル掛けは施主支給したもの。やや重量があったため、施行段階で壁の中に下地を設置してしっかり固定してあります。洗濯パンはTOTOのPWP740W、洗濯機用水栓はLIXILのLF-HM50KQです。

床はキッチンや土間と合わせたモルタル仕上げ。濡れても大丈夫なよう、撥水材を塗布しています。

洗面台は廊下に。脱衣所と洗面所を分離したことで、それぞれゆったりとしたスペースを確保しています。

また、ゲストもよく使用する洗面台を廊下に移すことで、脱衣所が独立したプライベートな空間になっています。