中古一戸建てを自邸にリノベーションしたnipperさん。
プランニングからどの素材を使用するかまで、多くのことを自ら考え、地元の工務店と協力し、仕上げた住まいです。
2階にあるバルコニーは単管パイプと木材だけで作られており、シンプルでとても開放的なスペースになっています。
バルコニーの様子。
写真では見えませんが、屋根付きです。周囲にはグリーンカーテン用のネットがぐるりと張り巡らされています。
バルコニーには、通常、壁の立ち上がりがあり、足元は見えないのが一般的。nipperさんの場合は、足元まで壁がなく開放感があります。
吹き抜けの窓からバルコニーを見る。
出幅もゆとりがあり、椅子を置いたり、グリーンを置いたり…。バルコニーの床には木材が使われています。
そのまま座ってひなたぼっこも楽しむことができそうです。
この手すりのように見えるパーツは、足場を組む時などに使われる単管パイプ。これを木材の柱の間に通して、手すり代わりに使っています。「すごく安くで手に入るパーツで、なにかと便利に使えますよ。おすすめです」とnipperさん。
そのままだと危ないので、プランターとネットで落下防止の対策を取っています。
グリーンカーテン用のネットは天井にも。
写真でみてもわかるように、バルコニーのルーフは透明。夏場はグリーンのカーテンが日差しを遮り、グリーンカーテンが枯れる冬は、太陽光がさんさんと降り注ぎます。
木製のため、メンテナンスは必須。しかしリノベーションから、おおよそ3年。まだまだ十分使用可能です。
シンプルなつくりで、外を感じられる