リフォームでリビングから直接洗面所へアクセスするプランに変更したKSKさん。
動線としてはスムーズですが、来客時などに気になることも…。
扉の位置に注意することで、このデメリットを解消しています。
洗面室の中はとてもシンプル。洗面台はサンワカンパニーのカリッサ750。
リフォーム前は、横に洗面台があって正面に洗濯機置場という配置でしたが、それだとデッドスペースが生まれてしまうため、洗面台と洗濯機置場を横並びに変更しました。
スペースにゆとりがあったため、洗面台と洗濯パンの間には収納を。天井近くまでガチャ柱を取付けたオープン収納です(棚板は未設置)。
加えて、洗濯機置場の上にもガチャ柱を。
シンプルながら機能的な洗面所です。
リフォーム前は、廊下の途中に洗面所への入口がありました。
LDKを広くしたいと思っていたKSKさんは、この廊下と壁で仕切られた和室をリビングの一部にすることに。
「でも、和室をリビングにすると、リビングの中心から洗面所に入る形になるんですよ。動線的にはスムーズなんですが、来客時に洗面室へ行くと中が丸見えだなと思って。ちょっとそれは嫌だなぁと、浴室と洗面室を反対にしてもらえないかと相談しました」とKSKさん。
リビングを拡張した上で、浴室と洗面室を反転。リビングの入口付近に洗面所の入口を持ってきました。
「最終うまく行ったのですが、他にも実現したいことがあったので、いくつか制約がありました」(KSKさん)
KSKさんが実現したかったこと、それは主に2つ。
1つは浴室の拡張、もう1つは壁面を斜めにすること。
「以前住んでいたマンションの浴室が1418サイズだったので、1218のままではちょっと狭いな~と思って。広くしたかったんですよね。浴室の拡張自体は問題なさそうだと聞いていたのですが、もう1つの壁の件が絡んできて、結構ギリギリだったみたいです」とKSKさん。
図面を見るとわかるようにリビングの壁面が斜めに配置されています。
KSKさん:
「キッチンが狭くなるのが嫌だったのと、リビングに入ったときの視覚効果で広く見えるんじゃないかと思って…。あとは単純に面白そうって思ったので(笑)角度がきつすぎると、『リビング入るとすぐに壁』となってしまうし、ゆるすぎると斜めになっていることがわからないし…。浴室が入らないと困るし…とバランスが難しかったですね」
リフォーム前はユニットバスの周りに空間の余裕がありましたが、リフォーム後はユニットバスをギリギリまで壁に寄せて設置しています。
「浴室とリビングの間の壁には、ニッチを設けたいと思っていたのですが、ユニットバスが搬入されるまで、ニッチにどのくらいの奥行きが取れるかわからなかったほどです。最終はうまく収まりましたけど」
リビングに近い位置に扉を配置することができました。
リビングの扉と干渉しないように、洗面所の扉は引き戸に。
スムーズな動線をキープしつつ、来客時にも気にならない場所へ入口を移動。
リビングから洗面所へアクセスするプランのデメリットをカバーするプランが実現しました。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
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