開放感のある斜めキッチン

kskさんのキッチンスペースのレポートです。

料理好きだというkskさん。閉塞感のあった対面キッチンを開放的なキッチンにリノベーション。キッチン本体を少し斜めに設置したことで、スペースを広く確保。リビングダイニングとの距離も近くなっています。

リノベーション後のキッチン

Before図面（キッチン）

対面式のキッチンでしたが、スペースがやや狭く、閉塞感がありました。また、ダイニング方向だけを向いており、リビングとの繋がりはほとんど感じられない配置。

After図面（キッチン）

ダイニング部分もキッチンスペースに取り込んで、ゆとりのある空間に。元々のダイニングとリビングの間にあったバルコニー側の角に向かって斜めにキッチンを配置しています。

リノベーション前のキッチンスペース（写真右側）

キッチンとリビングの間には、出入り口の開口部がありますが、キッチン横の壁が邪魔でした。

施工途中の様子

キッチンを、周りの壁とともに撤去。天井に隠れていた排気ダクトも交換するため外してしまいます。

キッチンを約90度回転した位置に設置。

「約」90度の理由は、キッチンがバルコニーに対して垂直ではなく、やや角度をつけて設置されているからです。この斜めのラインはリビングの入口からスタートしています。

レンジフードを取り付け、クロスを張り…

フロアタイルやフローリングを施工してキッチンスペースが完成です。
排気ダクトは壁で囲わず、むき出しにすることでより開放的に。吊戸棚も設置していません。

リビングの入口からスタートした斜めラインは、写真左手前のバルコニー側の角に着地。
キッチン周りにゆったりとしたスペースが生まれています。

キッチンの背面には造付けのキャビネットを造作。カウンターの上は炊飯器やコーヒーメーカー、電子レンジなどを置くため、コンセントを設置。右側の空いたスペースにはゴミ箱を設置する予定なのだとか。

吊り戸棚を付けず、やや角度があることで、料理をしながらリビングダイニング全体を見渡せる開放感のあるキッチンになっています。