浴室の壁・床をモルタル仕上げに

hyfactoryさんの浴室についてのレポートです。

浴室・洗面室・トイレが一体となったスリーインワンスタイルに、リノベーションしたhyfactoryさん。床と壁はモルタル仕上げです。
仕切りのない浴室、モルタルの床・壁について、約1年使用してみた感想について聞きました。

hyfactoryさんのサニタリースペースはスリーインワンスタイル。

このスタイルは、仕切りがなく開放的な空間が手に入ること、通路を共有できるため省スペースであること、扉、壁の数が減りコストカットに繋がること…などのメリットがあります。
その一方で、プライバシーは？使い勝手は？と気になる点も。

写真手前側が洗面スペース。洗面スペースに浴室の水が流れて来ないように、浴室部分は一段低くしています。

「二人暮らしで、お互い気にしないので問題はないですね」とhyfactoryさん。
来客が多いそうですが、今のところ特に困った経験もないのだとか。

「モルタルの床も『冷たくないの？』とよく聞かれるんですが、冬場もそこまで冷たいとは感じませんでした」

モルタル仕上げというと、どうしても出てくるのが、表面のひび割れ。モルタル自体や木材の収縮などで起こります。リノベーションを行なってから約1年。hyfactoryさんの浴室でもひび割れは発生していますが、髪の毛の細さ程度。特に見た目も気にならないそうです。

浴室に設置された可愛らしい猫足のバスタブは、モルタルとは対照的な、柔らかい印象です。ホテルっぽく仕上げることもできるスリーインワンスタイルですが、都会的な印象もありながら、すこしラフで開放感のある空間にすることで、郊外の山や田畑に囲まれたhyfactoryさんの住まいにぴったりと馴染んでいます。