スクラップウッド柄の壁紙で「可愛らしい小屋」に

モニョさんの洋室についてのレポートです。

将来は子ども部屋にする予定だという洋室。現在は楽器やCDなどを置いています。この部屋のポイントは、壁面にスクラップウッド柄の壁紙を使用していること。

リビングの落ち着いた空間とはまた違った、ポップな家具が似合う、可愛らしいイメージに仕上げています。

壁面にスクラップウッド柄の壁紙を張ったモニョさんの洋室。

淡いベージュやブルーに塗装されたスクラップウッド（廃材）を組み合わせたようなデザインです。

Beforeの図面（洋室）

ごく普通の洋室でした。

Afterの図面（洋室）

隣接していた和室の一部をリビングダイニングに。より広がりを感じるように、部屋の隅を45度にカットし、扉を移設しています。

ダイニング側から。
45度に隅切りされたスペースが効いています。

リビングから。

リビング・ダイニングは、足場板の壁面や木製の建具・家具が多く、どちらかと言うと重厚感がある部屋。

モニョさんは、「この部屋をメインの部屋とは少し違う可愛らしい雰囲気」にしたいと、スクラップウッド柄の壁紙を選びました。

正面においてある真っ赤な家具は、モニョさんが20年以上前から愛用しているものだそうです。「この家具にも合うポップな木目調だったこと」が選んだポイント。

元からあった扉の薄いブルーグレーにも、壁紙の色が合っています。天井と梁は真っ白な壁紙に。明るく抜け感があります。

ブラックに近いハードな印象の床でも暗い印象になっていないのは、スクラップウッド柄の壁紙のおかげ。モニョさんの希望通り、バスケットや淡い色のデニムシャツが似合う、明るく可愛らしい印象の部屋になっています。