キッチン横にある3帖の和室コーナー

2828衣食住さんの和室についてのレポートです。

当初はつくるつもりはなかったという和室。しかしご両親の勧めもあり、つくることにしたのだそうです。ただ広さは控えめに。用途を決めず自由に使えるスペースにしています。

広さ3帖ほどの和室。

縁無し畳を敷いています。襖などで仕切らずオープンな畳スペースに。

Before図面（和室）

元はダイニングキッチンの一部でした。

After図面（和室）

ダイニングキッチンを移動して、和室を配置。広さは3帖にして、ウォークインクロゼットやパントリーなど、収納をしっかりと確保しています。

和室の床は200mm高く。蹴込部分には、床と同じ無垢のフローリングを張っています。床がそのまま持ち上がったような見た目の面白さがあります。

畳を囲む框は栂（ツガ）材。薄茶色のナラ材に対して、白いのが特徴です。同系色だけでまとめるよりも、空間に締まりが出た印象があります。

和室の前にはキッチン。

「将来的には子どもが遊ぶスペースとしてもいいですね。キッチンからもよく見えますし」（2828衣食住さん）

位置的には一番奥にありますが、玄関ともつながっており開放的で明るいスペースです。

筋交の右奥に見える窪みはウォークインクロゼット。扉は設けていませんが、奥まった位置にあるため外からは中が見えません。和室で洗濯物をたたんで、クロゼットにしまうことができて、動線もスムーズです。

ちょっとだけ横になりたい…というときにも活躍。

「何をする場所」と決めていない多目的な部屋。今後のライフスタイルによって自由に使うことができるゆとりのスペースです。