トイレを和モダンにリフォームしたTKSさん。
その他の部屋は自然素材をふんだんに使った柔らかい雰囲気ですが、このトイレだけは別。黒、赤、金でまとめられていて、その他の部屋とは違う印象。
非日常が味わえるところがお気に入りだそうですが、ちょっと困ったこともあるそうです。
壁、床、そして便器の蓋まで黒いTKSさんのトイレは、やや暗め。
「落ち着きますね。何より非日常を味わうのが好きなので、『普通じゃない』このトイレが気に入っています」とTKSさん。
他の空間も、京都の路地をイメージした玄関や、ザ・リッツ・カールトン京都にも使われている組子を取り入れたLDKなど、非日常を感じさせる部屋づくりをしているTKSさん。
しかしトイレはそれらの雰囲気とは全く違う印象。その差が楽しいのだそうです。
「トイレの扉の引手を明かり窓代わりにしたんですが、それがとてもいい感じなんですよ」(TKSさん)
引手に使ったのは、「向こう硝子のひきて-きりこ」(かなぐや)。
真鍮の枠の中にはめ込まれているのはガラス。扉を貫通する穴を開けて設置しているため、ガラスを通して向こう側の光が見える引手です。
「引手の位置にあるので、ガラスの表情を見るにはちょっと低いのですが、光がついているかどうかは十分わかります」(TKSさん)
電気がついているか確認するのすら、楽しみになりそうです。
ただちょっとした問題点も。
それは、「慣れるまでは掃除がしづらい」というところ。
「暗めの空間なので、掃除できているかどうか確認がしづらいんです。黒い部分が多いので、トイレットペーパーから出るホコリが目立つというのもあるかな。あとは壁面は珪藻土なのですが、表面に凹凸がある仕上げにしたので、掃除用のシートが引っかかってしまうことがありますね(笑)壁際を掃除するときには少しコツが必要です」
ただ、そんな問題は、トイレがもたらしてくれる満足感に比べれば大したことではないとTKSさん。
自宅のトイレで味わう非日常。リラックスしたり、気分転換したりと毎日を楽しくしてくれるトイレです。
- 施工・購入:
- 遊 → イエナカプロのページ
- 分野:
- リノベーション リフォーム
- 住所:
- 神戸市東灘区森北町1-7-1
»地図を見る - 電話:
- 078-412-6161
- URL:
- http://www.planning-you.com/