【ちいさなおうちの誕生秘話⑧ -洗面室-】
洗面室のリノベーションのテーマは、できるだけお金をかけず、機能的にすること。
共働きの我が家の場合、機能的というのはつまり、二人が並んで同時に歯を磨いたり、身繕いができることが大前提となります。そうでないと朝の忙しい時間帯がお互いのストレスになってしまいますので。。
まず採用したのが、IKEAで3000円くらいで売っているシンプルな陶器のシンク。
確かキッチン用のものだったと思います。
縦 X 横が450X530mm (内寸 400X470mm)、深さが70mmあるので、
二人が並んで歯磨きしても問題ないくらいの大きさがあります。
洗面台のシンクに関しては深さが十分にあるものを選ぶようにしました。
というのも、よくレストランや居酒屋などで見かけるような
陶器の浅い皿状のものは見栄えは良いのですが、浅いが故に水はねするので
毎日の洗面用として使用するのには不向きであると判断したからです。
ちなみに洗面室は引き戸1枚でキッチンとつながっているのですが、
引き戸を開放してキッチンとつなげて、このシンクで魚や蟹をさばいたり
補助シンクとして使う裏ワザもあります。
次に採用したのが、量産品で購入できる1枚ものの鏡のなかで
可能な限り大きなサイズのもの。
写真の鏡なのですが、1300 X700mmあります。
これももちろん、二人並んで使用することを前提としたものです。
洗面台は収納スペース重視で造作してもらいました。
下の開き扉の収納はは3枚扉にして、扉1枚分はランドリーを入れる袋の置き場として
空けています。これがあると洗濯物入れもすっきりと収まります。
床はコルク材を採用。
吸水性に優れていますし、コルクは空気の層を含んでいるので
冬場でもあまり冷たくならないので洗面室の床材として採用しました。
洗面台も、鏡も、コルク床材もそれほど高価な材料ではないので、
コストをできるだけ抑えることができました。
以上が洗面室の主なリフォーム内容です。
ただ、どこかに遊び心がほしいなあと思い、
たまたま平田タイルで見つけた昆虫シリーズのタイルを洗面台の周囲に配してみました。
カエルとかけっこうリアルで可愛い(気持ち悪い?)です。
反対側はヤモリ。
タイルのモチーフは全部違うものをランダムに配しています。