マンション棟内の店舗(元美容院)を購入し、自宅へとリフォームしたアユアカさん。
ほとんど間仕切りがなく、浴室やキッチンもなかったところに、自由に間取りを構築。
キッチンは玄関に近い位置に配置して、昔の「炊事場」のような土間キッチンを実現しました。
元々美容室だったこともあり、区切られたスペースはほとんどありませんでした。
グレーに色を付けた部分が一段低くなった土間部分。
玄関から階段を上がるとすぐにLDKが続きます。しかし高低差があるため、玄関から見えるのは部屋の一部分のみ。
キッチンをこの位置に持ってくるにあたり、給排水管を床下に通すため、リビングダイニングの床を20cm高くしました。
アユアカさんは、その段差もうまく利用して、玄関とキッチンが繋がる土間に。
このイメージは、アユアカさんのおじいさんの住まいから来ています。
「農家で、キッチンと土間と玄関が一緒になったような家でした。ある日おじいちゃんが、タイル張りの立派なキッチンを作ったんです。それがすごく素敵で。キッチンは絶対にタイル張り、そして土間と決めていました」とアユアカさん。
タイルはアユアカさんが、「ティーンエイジャーの頃から憧れていた」という白いタイル。
「当初は別のタイルを選んでいて、予算オーバーだったんです。でもやっぱり諦めきれなくて…。リフォーム担当の方に相談したら、ここのタイルはどうですかと」
選んだタイルはサンワカンパニーのウォルノットホワイト。目地は濃いグレーです。
イメージ通りの大満足な仕上がり。
キッチン周りに取り付けたカウンターがダイニングテーブル。(IKEAのワークトップ・HAMMARPを現場で加工)
いかにテーブルと椅子を減らすかを考えたというアユアカさん。キッチン前の横長の部分はお子さまの勉強スペースに、キッチン横の幅のある部分をダイニングテーブルに、と一つのカウンターに2つの機能を持たせました。
マンションとは思えない、土間キッチンのある住まい。
アユアカさんの「自分にとっての快適さ」を詰め込んだ間取りが実現しました。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
»地図を見る - 電話:
- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...