プレイルームに、仕事場に…可能性を秘めた玄関

アユアカさんの玄関は、ガラス張りで広々とした空間。
元美容院をリフォームして、暮らしています。

ただ靴を脱いだり履いたりするだけの場所ではなく、様々なシーンで活躍するスペースです。

玄関前に立つと、ガラス越しにアユアカさんとお子さんが小さな椅子に座っているのが目に入りました。
「到着を待っていてくれた」その気遣いが訪れる側には嬉しいもの。


観音開きの玄関扉を開けると、そこにはゆったりとした開放的な空間が広がります。
約8.5帖の土間スペース、階段を上るとその先はLDK。
効果的に空調をきかせるため、玄関とLDKの間には透明のビニルカーテンを吊るしています。

玄関は三方がガラス張りで、勾配天井。とても開放的なつくりです。

ガラス張り、というと外からの視線が気になりそうですが、ロールスクリーンを設置しているため気になりません。
窓一面に対して、複数のロールスクリーンを使っているのがポイント。

特に北東側の窓には、合計4枚のロールスクリーンを取付けており、気候やシーンに合わせて開閉することができます。

伺った季節は春。柔らかい日差しが土間に差し込んでいました。

どこで靴を脱ぐのか少し戸惑いますが、階段の上、LDKの手前までは靴でOKというルールだそうです。

子どもにとっては、天気に関係なく遊べる格好の場所。
「上の子は、もっぱらおもちゃのゴルフで遊んでいますね」とアユアカさん。

なんと3mもあるパターマットを置くことができる広さ。
そのままにしておいても邪魔になるどころか、なんだか絵になります。

このスペースは、ダンスインストラクターのアユアカさんの仕事場としても活躍。振り付けを考えるのにも十分な広さがあるそうです。玄関よりもLDKが高い位置にあり、玄関にいるとほとんどLDKが視界に入らないので集中して取り組めます。

この高さの違いは、「玄関入ってすぐリビング」の間取りで気になる、玄関から室内が見通せてしまう点をしっかりカバー。

「オーディオルームやシアタールーム、サンルームのようにも使う予定です」とアユアカさん。
色々な可能性を秘めた玄関。今後の変化が楽しみなスペースです。