壁一面の収納扉を鏡にしたアユアカさん。
職業がダンスインストラクターということで、全身が映る鏡が必要だったのかと思いきや、「明るさを確保するため」という答えが返ってきました。
向かって右側の壁面には、キッチンに使ったものと同じ白いタイルを。上の方にだけ、濃紺と薄青のボーダータイルをアクセントとして施工しています(MKタイル・ラインモザイク ボーダータイル PR-DS)。
「水彩絵の具のような色合いのものを使いたかった」とアユアカさん。
壁面の上部にライン上にアクセントを入れるイメージは、学生時代からずっと好きだというテレンス・コンランの著書から。他の部分に色が少ないため、2色のブルーが白いタイルに映えています。
洗面台の後ろの壁には天井までの収納を設けています。
横長の洗面室の両サイドには窓があり、通風良好。
マンションの洗面室には必ずと言っていいほど設置されている換気扇がありません。
「この床は大浴場のイメージなんです(笑)」とアユアカさん。
居心地がよいと感じていた、高校での寮生活。その大浴場の脱衣所のイメージをここに。
ひとつひとつにエピソードがあって、住まいに対する思い入れを感じます。
写真の正面の窓際には、おもちゃの乗り物が…。
「実は、下の子はここが結構好きなんですよ。ここまでやってきて、この窓から外を眺めたりしています。お気に入りの場所みたいです。上の子は、お友達が来るとここで鏡に向かってファッションショーですね(笑)」
アユアカさん自身もこの場所がお気に入りなのだそうです。
「こちら側の扉を開けると、山が見えるんですよ。気持ちがよくって、日中子どもと一緒にここで過ごすこともあります」(アユアカさん)
実用的な使い方はもちろん、子どもの遊び場に、ほっと一息つく場所として…。
扉を鏡にした理由は「少ない照明で明るさを確保するため」。
電気代を抑えられるかどうかが、この住まいで快適に過ごす一つのポイントにもなっていたアユアカさんならではの考えです。
日中は両側の窓から入ってくる光が反射して、より明るく広く感じさせてくれます。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
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