LDK+和室だった間取りを、思い切ってワンルームにリノベーション。
ワンルーム、というと狭い空間をイメージしがちですが、グリーンさんの住まいはとてもゆったりとした、贅沢な空間です。
ただ、のっぺりと広い部屋になってしまわないように、「食事を摂るスペース」と「寝るスペース」をロートアイアンのパーテーションでゆるく区切り、メリハリをつけています。
約5.6mの間口があるリビング。こうしてみると、ほぼ正方形のLDKに見えますが…。
少し移動して、バルコニー側から全体を見ると、左側にスペースが続いています。グリーンさんは、この左奥の空間をベッドスペースとして使う予定です。
ひとつの空間に「食事をする場所」と「寝る場所」がまとまっていて、一部屋で生活できるのが魅力のワンルーム。ただ、2つのスペースがそのまま繋がっているだけでは、メリハリのない空間になってしまいます。
そこでグリーンさんは一工夫。
LDKとの間に2カ所、廊下からリビングに入ったところに1カ所、袖壁をパーテーションとして設置し、スペースをゆるく区切っています。
元は、LDKと和室だったスペースを…。
このようにゆったりとしたワンルームに。図面で見るとささやかですが、3ヶ所に設けた袖壁が効いています。
またベッドスペース部分の天井を、LDKより低くしたこともポイントです。
この天井高の違いが寝室の籠もり感と、リビングの開放感の差を生み出しています。
袖壁には床から1000mmの高さにロートアイアンをはめ込みました。このロートアイアンはサンワカンパニーのグリル(45-90、15-90)。元は黒色ですが、部屋のイメージに合わせて白くペイント。
このロートアイアンは、広いワンルームにメリハリをつける重要なアイテム。
合わせて適度に空間を区切り、適度に繋げる役目を果たしています。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
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