ブルーグレーのアール壁が印象的な広がりあるL字型玄関

OYさんの玄関は、向かって正面にリビングへの入り口、左にシューズクロークがあるL字型。
より広く感じる工夫がなされています。

玄関を入るとすぐ目に入るアール壁。
ブルーグレーのアール壁を、真鍮製のポーチライトが照らします。

アール壁の裏側はウォークインクロゼットになっています。
部屋の場合は、隅がアールだと家具を置いたりしづらい面もありますが、OYさんの場合は収納なので特に問題ありません。

窓のあるシューズクロークは元洋室。
広い玄関を希望していたOYさんは、玄関横にあった洋室を潰して、一部をシューズクロークに。

ポールハンガーやネコ用トイレを置いても充分に広いスペースです。

古材窓は、京都の古材屋さんで買い求めたもの。

仕事スペースと寝室の仕切りに使う予定だったものが、いまの場所に落ち着きました。

ポーチライトが点灯すれば、この窓を通して寝室も明るくなります。

古材窓のニッチなスペースも、愛らしい小物を置いて有効活用。小物好きなOYさんのセレクトが活きています。

リビング・ダイニングにつながる濃いブルーの扉は、キャットドアつきのオーダー品。
OYさん自身も建具枠を塗装して仕上げました。
「おしゃれなキャットドアつき扉はなかなかないらしいんです」とOYさん。

ガラスやドアハンドルもアンティーク風にして、モダンアンティークに統一しました。
「アンティークすぎないところが小ぎれいでいい感じ」（OYさん）

「玄関はできるだけ広くしたかった」というOYさん。

壁に取りつけた大きな鏡も効果的ですが、一番手前に来る角の部分をアールにすることで、圧迫感がなくなり、左右に広がる印象が加わったことが、OYさんの玄関をより広く見せているポイントです。